Fの足跡40(Chap1051〜1100)

 
Chap1100:Excavation Site
2012/5/27 24602歩(累計20433744歩)
  多摩水道橋で多摩川を渡る時に南側を眺めていたら、大学時代の記憶が懐かしく蘇ってきた。この場所、大学時代に頻繁に訪れたスポットなのだ。ある時は化石を発掘しに、またある時は鯉を釣りに、河原でバーベキューを楽しんだこともあったっけ。当時私は調布に住んでいて近かったということもあって、一人でふらりと訪れたこともあった。あれがもう20年近くも昔のことだなんて、ちょっと信じがたい。つい先日のことのように、はっきりと覚えている。
  おまけ写真。黄昏時の洗足池。日曜も、この時間(18時頃)になると人影がまばらになってくる。
 
Chap1099:Scaffold
2012/5/26 19825歩(累計20409142歩)
  地下鉄日比谷線小伝馬町駅の北西に、大安楽寺という寺がある。鉄筋コンクリート造りのビルディングだから、一見すると新興宗教の本拠のようにも見えてしまうのだが、実は明治15年創建と、それなりに歴史がある。路地を挟んだ十思公園の中に鐘楼があるという点も、ちょっと変わっている。
  実はこの場所、江戸時代には牢屋敷があった。斬首による処刑場もあって忌まわしい土地であったことから、明治に入っても誰も住み着かず、ホテルオークラで知られる大倉喜八郎と、安田財閥の安田善次郎によってこの寺が建てられた。だから、「大安」楽寺なのだ。
 
Chap1098:Tightwad
2012/5/24 13537歩(累計20389317歩)
  仕事帰りに銀行に寄りたくて、8:45までブラブラと漫歩することにした。いまどき、銀行ATMなんて24時間営業が当たり前なのだが、手数料を取られるのがどうしても腑に落ちない。100円200円に固執しているわけではないけれど、必然性のないお金はビタ一文払わないのが私の流儀。そんな私を吝嗇家と揶揄する者もいるかもしれないけれど、何と言われても払わないものは払わない。
  今日の写真。綺麗に手入れされたツツジの植え込みが美しい法務省。殺伐とした霞が関の省庁群の中にこういう建物があると、少し心が和む。
 
Chap1097:Used To Be
2012/5/23 11747歩(累計20375780歩)
  東京メトロ茅場町駅の9番出口を出てすぐのところに、小さな石碑が建っている。見ると、「其角住居跡」と書かれている。「其角」という文字列にいまいちピンとこなかったのだが、調べてみたところ江戸時代の俳人・宝井其角(1661〜1707)であることが分かった。松尾芭蕉の没後に派手な句風で一世風靡したのだそうだ。代表作をいくつか見てみたが、いずれも聞いたことがない句だった。芭蕉ほどには現代に名が轟いていないようだ。それにしても、茅場町は今や金融業一色の街。江戸時代に俳人が優雅に暮らしていたというのが、どうにも信じがたい。
 
Chap1096:Reclaim Wasteland
2012/5/20 22560歩(累計20364033歩)
  西多摩地方は大学時代にはお馴染みのエリアだったのだが、最近はとんとご無沙汰している。このエリアは近年開発が急ピッチで進んでいるので、ちょっとご無沙汰すると街の様子が一変する。ところどころに20年前の面影は残っているが、なんだか知らない街に迷い込んだような気分になった。
  写真を2枚。その1:京王線ガード下に住宅が並ぶ風景(長沼駅付近)。この辺りは土地がまだまだあるんだから、なにもこんなところに住まなくても……。その2:日野市は、新撰組副長・土方歳三の出身地らしい。いまいち知られていないので、もっとアピールがあっていいように思う。
 
Chap1095:Cradle
2012/5/19 20390歩(累計20341473歩)
  朝から日差しが強い。そろそろ、陽が出ている時間帯にスーツ姿で歩くのがきつくなってきた。すでにクールビズ期間に入っているのでノータイ&ノージャケットなのだが、それでも汗染みがベットリと。対策を練らねば。
  写真を1枚。JR御茶ノ水駅の少し南に、法政大学発祥の地と銘打たれた碑が建っていた。法政大というと市ヶ谷のイメージが強いが、元祖はここ。ただし、本当の発祥地は碑がある場所から少し奥まったところで、そこには現在日大病院が建っている。これを以て法大vs日大の仁義なき戦いと見るのは、少し浅はかすぎるだろうか。
 
Chap1094:Last Observation
2012/5/16 16198歩(累計20321083歩)
  グランドオープンまで1週間を切り、最終回となる東京スカイツリーの定点観測を行った。観測ポイントがタワーの西側に集中しており、朝早い時間帯だったため、モロ逆光の写真ばかりになってしまったが、とりあえず。その1:吾妻橋1丁目歩道橋上。その2:業平橋上。その3:東武橋上。その4:言問橋上。クレーンが全部下ろされ、準備万端だ。
  おまけ写真。東京スカイツリーの最寄駅も、業平橋駅からとうきょうスカイツリー駅に改称された。綺麗にはなったけど、殺到するであろう来場者を全部捌くには、ちょっと規模が小さい気がする。混乱必至だ。
 
Chap1093:Urban Trail
2012/5/11 15340歩(累計20304885歩)
  神谷町から泉ガーデンを経て六本木一丁目駅へ抜ける、歩行者専用の緑道を見つけた。都会のど真ん中に、これだけ緑が鬱蒼と茂る緑道があったとは、驚き&感激だ。途中にはベンチや四阿なんかもある。今後、漫歩でたびたび通ることになるだろう。季節を変えて歩いてみたい。
  その後、突然の腹痛に見舞われ、トイレを求めてカラヤン広場付近を右往左往した。しかし、公衆トイレというやつは、欲しいときに限ってなかなか見つからない。そういうものだ。結局、赤坂駅近くの氷川公園まで前屈姿勢で耐え歩くことになった。そういうものだ。
 
Chap1092(烈風烈火編104):The Oldest School
2012/5/6 17598歩(累計20289545歩)
  宮城県大崎市にある旧有備館は、日本最古の学校として国の史跡に指定されている。実は以前に一度見学したことがある。史跡としての価値が高いのはもちろんなのだが、同時に、緑に囲まれていて清々しく、心が落ち着く場所としても印象に残っている。庭園もきれいに整備されている。東日本大震災で主屋が倒壊し、庭園もあちこち地割れや地盤沈下したとのこと。現況を見てみたかったのだが、残念ながら朝が早すぎて中に入ることができなかった。
  おまけ写真。JR有備館駅前にある、伊達政宗の銅像。旧有備館は伊達政宗が建てたわけではないのだが。
 
Chap1091:Dismantle
2012/5/2 11750歩(累計20271947歩)
  GWの谷間。電車も職場も空いていて、絶好の出勤日和だ。人数が少ないぶん、一人あたりの作業量が増えてしまうのが辛いところではあるが、もともと仕事量が少なくて、手持無沙汰で困っていたくらいだから、ちょうどいい。谷間を有給で埋める人も多いが、ちょっともったいなく感じる。もっとも、私も今日は有給を使うのだが。旅に出るのでねぇ。
  写真を1枚。昭和通りと蔵前橋通りの交差点角に、かつて自販機がズラリと並んだ喫煙所があったのだが、いつの間にか撤収されていた。漫歩時のいいオアシススポットだっただけに、残念だ。他を探さないと。
 
Chap1090:Over Age
2012/5/1 13822歩(累計20260197歩)
  久々の休み明け早朝漫歩。季節がだいぶ進んだようで、朝5時に家を出た時にはすでに空が明るく、朝焼けが眩しかった。冷え込みも影をひそめ、長袖を着て歩いていると、ダラダラと汗が流れ落ちるほど。そろそろ、押入れの奥から夏物を引っ張り出さないと。
  一昨日のお別れ会の中で志村坂上の話が出たこともあり、なんとなく足が向いた。すると、9ヵ月間の思い出が詰まった凸版板橋工場の南館は、工事中だった。改築なのか、改装なのか。だいぶ老朽化してたからなぁ。雨漏りもひどかったし。それでも、やっぱりちょっと寂しいものだ。
 
Chap1089:Farewell Party
2012/4/29 12610歩(累計20246375歩)
  4月末をもって、門仲ライフの面々は大きな岐路に立たされることになった。選択肢は、4つ。継続か、勤務地移動か、日勤移行か、退職か。継続がベストなのは間違いないのだが、定員が決まっていることもあり、みな戦々恐々としながら1つの選択肢を引く。その結果、見事なまでに我らがファミリーも散り散りになってしまうことになった。
  そこで、今日は最後のお別れ会。ま、こういう会を開けるくらいに結束できたというだけでも、よかった。なんだかんだで8か月、苦労を分かち合ったもんね。ただ、今日集まった6人のうち4人は、実はまだお別れにはならない。
 
Chap1088:MacArthur Road
2012/4/28 14777歩(累計20233765歩)
  新橋駅の南側に、ずいぶん昔から道路新設工事が続いている場所がある。これは、外堀通り(環状2号線)の延長となるもので、なんと1946年に立られた計画なのだという。新橋・虎ノ門地区の建物密集地を貫くという無謀さから、いつしか「マッカーサー道路」と呼ばれるようになった。写真を見てわかるうように、新橋周辺では地下道となるようで、立ち退きを巡る工事の延滞は解消されたようだが、さてさて、いつになったら通れるようになるのだろうか。
  土曜の朝、駅そばを求めて歩くが、どこもお休み。平日働いていると、なかなか探訪が進まない。
 
Chap1087:Azalea
2012/4/25 14638歩(累計20218988歩)
  今週に入って、一気に気温が上がってきた。会社を出る時間帯にはまだ涼しいのだが、日差しが眩しくなる午前7時ごろから一気に汗ばむ陽気になる。今年は、冬が長かった分、春が短いのだろうか。職場でも、そろそろクールビズ導入を考えてほしい。夏場にスーツを着込んで歩くのは、たいへんしんどいので。そんなことを上申しても、「そんなに歩く職場じゃないよね?」と一蹴されるのだろうが。
  写真を1枚。ここ数日の気温の上昇で、ツツジが咲き始めた(竹橋駅付近)。このぶんだと、来週あたりには紫陽花も咲き始めるんじゃないか(笑)。
 
Chap1086:Misty Sky
2012/4/22 19601歩(累計20204350歩)
  東京スカイツリーののオープンを間近に控えて、最後の定点観測を行おうと思って出かけたのだが、残念ながら今日は天気が悪かった。上半身が靄に隠れて見えない状態だったので、定点観測は中止。まだオープンまで1か月くらいあるので、その中のどこかで。
  写真は、下半身だけの東京スカイツリーを2枚。その1:新四ツ木橋上からの遠望。このくらい離れると、展望フロアも霧の中。まさに下半身だけ。その2:曳舟川通りから見上げる。ここからなら、全貌がうっすら見えた。写真ではわからないと思うが、すでに展望フロアには一部照明が灯っていた。
 
Chap1085:Agony Column
2012/4/21 16959歩(累計20184749歩)
  職場の部下が「恋愛相談に乗ってほしい」と言ってきた。あまり気が進まなかったので、「今日は歩いて帰るから、歩きながらだったらいいよ」とやんわりと断ったのだが、結局飯田橋までついてきた。それだけの根性があれば、相談なんてする必要ないって……。ましてや、私は人生を知り尽くした人間ではないのだから。「話を聞いてほしいだけ」ということかもしれないが、それは完全なエゴだと思うのは私だけだろうか。
  でも、自分で言うのもおかしいかもしれないが、相談できる人が身近にいるというのは幸せなことだと思う。私の相談事には、いったい誰が乗ってくれるのだろうか。
 
Chap1084:Cow Parade Returns
2012/4/18 15177歩(累計20167790歩)
  昨夜は雨が降っていたので、傘を携えての帰宅漫歩。今朝はすっかり雨が上がって、青空。こういうとき、傘を携えて歩くのは少々恥ずかしいものだ。行き交う人々の中で、傘を持っているのは私だけ。誰もが「今日、降らないよ」と心の中で言っているような気がしてしまう。夜勤者の辛いところだ(というほどのことでもないか)。
  写真を1枚。神田一橋中の玄関先に、どこかで見たような牛の像が立っていた。これ、何年か前に丸の内周辺で催された「カウパレード」のものではないか(Chap569参照)。こんなところで再利用されていようとは、思いもしなかった。
 
Chap1083:Sweet Sweet Scenery
2012/4/15 27195歩(累計20152613歩)
  そば好きであるうえ、大学時代には調布に住んだこともあるのだが、不再議とこれまで深大寺を参拝したことがなかった(深大寺は「深大寺そば」が有名)。ようやく初参拝となったわけだが、行きがけに駅そばを2杯食べて満腹だったため、深大寺そばはお預け。門前町には多くの蕎麦屋が並んでいてどこも美味そうなので、近々再訪する機会があるだろう。
  ソメイヨシノの季節はすでにほぼ終わっているが、深大寺境内の枝垂桜は今が見ごろ。寺と桜は、景色としてのマッチングが良い。付近には水車などもあり、門前町全体に「心のふるさと」が残っていて気持ちが安らぐ。いい場所だ。
 //
Chap1082:HARU-URARA 9th Season
2012/4/10 11494歩(累計20125418歩)
  今年の冬は寒さが厳しく、また長かったようだ。夜間に働く生活をしていると実感があまり湧かないのだが、桜の開花がだいぶ遅かったところを見ると、そうなのだろう。
  今年の花見漫歩は、千鳥ヶ淵。仕事帰り、つまり平日の早朝だったにもかかわらず、多くの花見客で賑わっていた。出勤前のサラリーマンが多い。ソメイヨシノの淡いピンクは、濠の深緑によく映える。街路樹としての桜並木よりも、水辺の桜の方が、個人的には好きだ。しかし、今日一番の風景は、半蔵堀の土手に広がる菜の花群落と、その向こうの桜並木。鮮やかな黄色と桜のコンビが、なんとも新鮮だった。
 
Chap1081:Racoon Accompaniment
2012/4/7 14933歩(累計20113924歩)
  青春18きっぷが1日分残っていたので、週末を利用して房総方面を巡ってきた。一応仕事も兼ねていたが、それよりも駅そば虱潰しと久留里線完乗、そして漫歩することが大きな目的。これで1日潰れたことで前後がかなり忙しくなるが、たまにはスイッチオフのタイミングも必要だ。
  写真を2枚。その1:「しょ、しょ、しょじょじ」でお馴染みの証城寺の狸囃子で知られる証城寺は、木更津市に実在する。市内のマンホールの図柄にもなっている。その2:市原市は、ゴルフ場だらけだ。1つの市にこれだけ多くのゴルフ場があるなんて、ちょっと信じがたい。
 
Chap1080:Tumble Down
2012/4/5 18036歩(累計20098991歩)
  日増しに桜のピンクが目立つようになってきた。そろそろ、花見漫歩の日取り・コースも考えておかないと。
  今日の写真。外堀通り沿い、常盤橋と新常盤橋の間に、「常磐橋」という紛らわしい名称の橋がある。もともとは、江戸城内に通ずる常磐橋御門があったところで、初代の橋は1590年に架けられた。現在の橋は1877年に架け替えられたものだが、それでも130年以上の歴史がある。皇居の「石橋」と並ぶ貴重な史跡なのだが、昨年の東日本大震災で崩落の危険性が生じ、通行止めになっている。なんだか勿体ない話だ。さっさと補修すればいいのに。
 
Chap1079:Bridge Constructer
2012/4/3 14918歩(累計20080955歩)
  天気予報では、今日の午後から嵐の様相。朝のうちは晴れ間が覗いていたが、風が少し強い。いかにも「キナ臭い」という空気だ。今夜から明日にかけては歩けない、というか出勤できるかどうかも微妙だ。
  写真を。八丁堀駅付近に、「高橋」という名の橋がある。実は、これが日本を代表する姓の一つである高橋姓の由来になっている。雨で川が増水しても沈まない橋は「高橋」であり、これを造る人たちが高橋さんなのだ。高橋さんが橋を架ける以前には、人々は渡辺さんの渡し船で川を渡っていた。姓の由来も、調べてみると結構面白い。
 
Chap1078:Bored To Bloom
2012/3/30 11087歩(累計20066037歩)
  ようやく、3月が終わろうとしている。この1か月間は、とにかく忙しかった。もう門前仲町ライフは継続不能かなと思うくらいに。しかし、どうにか乗り切れそうなムードになってきた。体にはだいぶボロが出たが、今のところ4月は少し落ち着きそうな気配なので、調子を取り戻そう。
  写真を1枚。ふと気づけば、街の桜に花がつき始めていた(江東区永代2丁目)。夜勤をやっていると、朝方の冷え込んだ空気の中を歩くことが多いので、春の訪れはまだまだ先のように感じるのだが、それでも季節は少しずつ、着実に、移り変わっているようだ。
 
Chap1077(烈風烈火編103):Cold Wind
2012/3/25 11452歩(累計20054950歩)
  春の甲子園を観戦しに行くと、毎回後悔することがある。それは、「もっと厚着をして来ればよかった」というもの。野球場のスタンドというのは、とにかく風がダイレクトに当たるので、春先だと真冬並みの体感温度になるのだ。もういい加減学習したはずなのだが、ついつい普段着で来てしまう。朝から夕方までずっと座っていてあまり動かないから、なおのこと寒い。かといって、球場内でホットコーヒーでも飲もうものなら、あっという間に金がなくなる。辛いところだ。
  写真を1枚。昨日が雨で中止になったため、今日は4試合。第4試合は、センバツでは珍しい点灯試合となった。
 
Chap1076(烈風烈火編102):Feel Cramped
2012/3/24 15286歩(累計20043498歩)
  静岡・清水間を走る静岡鉄道の沿線を歩いた。どれほどの利用者があるものかと思っていたのだが、地域住民の足として結構利用されているようだ。便数も、JRよりも多い。
  ただ、どの駅も非常に窮屈な印象がある。たとえば、入江岡駅。跨線橋上に駅舎があり、駅に入るとすぐ目の前に自動改札と切符販売機がある。販売機の前に一人立っていると、自動改札を出入りできない状態。駅を出るとすぐに車道というのも、ちょっと危険。たとえば、御門台駅。島式ホームの延長線上に駅舎があるため、駅を出ると右にも左にも線路がある。駅舎の出入り口に遮断器があるという、珍しい造りだ。
 
Chap1075:Now On Air
2012/3/20 16583歩(累計20028212歩)
  今日はTBSテレビの収録があり、終わってから歩いて帰った。テレビに出るのもだいぶ回数を重ねてきたが、なかなか「あがり症」は克服できない。今回はトークに夢中になったので、手が震えるとか、目が泳ぐといったことはなかったと思うが、理路整然と喋るのはまだまだ。スタッフからは「アナウンサーみたいに流暢に喋る」と言われたが、間のとり方とか、話を切り出すタイミングとか、全然ダメだ。
  歩いていると、終わったことをついクヨクヨ考えてしまう。今のところ、失うものはあまり大きくないのだから、また次の機会に頑張ればいいだけなんだけど。
 
Chap1074:Devil’s Tongue Starch
2012/3/14 19639歩(累計20011629歩)
  昼休みに作成した確定申告書類を、帰りがけに提出。これぞ、省エネ仕事。ようやく面倒が一つ終わり、ホッと一息つけた。今月はまだまだ忙しいが、締切が割と分散しているので、ひとつひとつ片づけていけば乗り切れるだろう。
  後楽園駅を過ぎたあたりで、「こんにゃくえんま」という面白い通称をもつ源覚寺に遭遇。これは、こんにゃくが大好きな老婆が目を患った際にこの寺で願掛けしたところ治癒し、以後大好きなこんにゃくを経ってそれを供え続けたことに由来している。いまでも、眼病治癒の閻魔さまとして信仰を集めているのだそうだ。私の近視も、治るだろうか。
 
Chap1073:Requiem For 3・11
2012/3/11 20995歩(累計19991990歩)
  今日は、おそらく生涯忘れることができないであろう「3月11日」。あの日から1年が経ったが、いまだに東北地方では故郷に帰ることができない人がたくさんいる。午後2時46分、杉山公園前あたりを歩いていたら、突然中野区役所からのアナウンスが響き渡り、私も1分間の黙祷をささげた。周囲は驚くほど無関心なようだったが、なんだかんだと関わりが多かった私は、足を止めずにはいられなかった。
  写真を1枚。中野駅北口で、何やら大規模な工事が行われている。このエリアに、早稲田や明治などの有名大学が進出するらしい。中野、アツいぜ。
 
Chap1072:Crossing Crossing
2012/3/2 18417歩(累計19970995歩)
  今年は4年に一度の閏年ということで、ぜひとも2月29日に歩きたかったのだが、大雪に阻まれた。人生、なかなか思い通りにはいかないものだ。閏年漫歩は、4年後にお預け。4年後もおそらくこのコーナーは続いている……だろう。
  写真を1枚。豊島区西池袋4丁目、西武池袋線の池袋・椎名町間で、面白い踏切を見つけた。警報機を挟んで、左右に遮断器がある。十字路の、交差点のすぐそばを西武池袋線が斜めに突っ切っているため、このような形になっているのだ。冷静に考えると、車で走るにはなかなか危ない道であるように思えてくる。
 
Chap1071:Same Housing
2012/2/27 16227歩(累計19952578歩)
  この週末は車を借りるために実家に帰っていたので、実家からの帰りがけに歩いた。この辺りはいいかげん歩き飽きているエリアだから、わざわざ歩くこともないと思っていたのだが、たまたま時間的に朝のラッシュにぶつかってしまったため、時間をずらすために歩いた。混雑を回避できる(空いている道を選べる)のも、漫歩の役得になりうるだろうか。
  写真を1枚。かつて実家があった新座市栄2丁目の住宅開発が進んでいる。しかし、新しい住宅というのは、どうしてこうも同じ色・形をしているのだろう? どれが自分の家だか分からなくならないのだろうか。
 
Chap1070:Seeking The Lunch
2012/2/24 15361歩(累計19936351歩)
  久々に、駅弁の仕事が舞い込んできた。幅が広がるのはたいへん好ましいことではあるのだが、なにしろ持ちネタだけで記事が書ける状態ではないので、東京駅構内の「旨囲門」へ出かけてネタ探し。この店に行けば、日本全国(特に東日本)の駅弁が手に入る。もちろん、何でも手に入るというわけではないのだが、少なくとも手がかりがあるというか、フィールドワークがだいぶ楽になる。こういう店があちこちにあればいいのにと思う反面、駅弁はやっぱりご当地で食べてナンボと思う部分もある。だから、百貨店などでよく見る駅弁フェアも、個人的にはあまり魅了に感じない。
 
Chap1069:Juncture
2012/2/21 20747歩(累計19920990歩)
  今週あたりから、本業の方が徐々に忙しくなってくる。現時点で分かっているのは、3月末までの間は、ほぼ1週間おきに締切がやってくるということ。集中的に取り組めばどうということもないスケジュールだが、夜の仕事と両立させるとなると些か大変。体力と気力の限界が見えるかもしれない。
  写真を1枚。高戸橋の北側から神田川を眺めると、3本の川がこの場所で一気に合流する様が見られる。一番左の流れが神田川の本流。中央のトンネルから流れ出てくるのが高田馬場分水路、一番右は妙正寺川。3本一気に合流する景色は珍しいので、しばし見入ってしまった。
 
Chap1068:Bus Terminal
2012/2/19 24830歩(累計19900243歩)
  久々の神奈川遠征。ここのところ、資金難という高い壁に阻まれてなかなか遠征できずにいたのだが、ようやく少しばかりの余裕ができた。やっぱり、まったく知らない土地を歩くのは楽しいものだ。目に入るものすべてが新鮮で、刺激的。
  たとえば、相鉄鶴ヶ峰駅近くの広大なバスターミナル。「なんでこんなローカル駅に」と思って周辺を歩くと、この辺りには山を切り開いて造成した団地がたくさんあるということに気づく。発着するバスの行先も、「○○団地」となっているものが多い。山の上の団地だから、自転車では不便。だからこそ、バス便が多いのだろう。
 
Chap1067:Still Closing
2012/2/16 14782歩(累計19875413歩)
  帰宅漫歩がてら、未食の駅そば店を潰していこうと思うのだが、これがなかなかうまくいかない。今日は岩本町駅近くの「せんねんそば」に寄ってみたのだが、まだ開店前だった。歩く時間帯が早すぎるのだ。かといって、残業モリモリの日に歩くのも辛いからねぇ。
  おまけ写真。日本橋七福神巡り第2弾は、恵比寿天こと稲森神社。路地裏にひっそりと佇んでいるのでまったく目立たないのだが、だからこそ静かで雰囲気がいい。場所は、人形町・小伝馬町間の西側。残る5つも、門仲ライフが終わるまでにはすべて制覇したい。
 
Chap1066:Flost Columns
2012/2/13 15923歩(累計19860631歩)
  虎の子スーツのズボンがほつれてしまったので、補修するために実家へ。こういう時、裁縫ができれば、いやそれよりも彼女の一人でもいれば面倒がなくていいのだが、現状はなかなか理想どおりにはいかないわけで。
  写真を。練馬区西大泉にある、四面塔稲荷神社。子供の頃から馴染みがある場所なのだが、ちゃんと参拝するのはこれが初めて。稲荷神社というと、鳥居がたくさんあったりで賑やかなイメージがあるが、なんとも閑散とした寂しい神社だった。土の部分は霜柱がびっしりと立っていて、踏みしだく音がこだましそうなほどに静かだった。
 
Chap1065:Expiration
2012/2/11 19943歩(累計19844708歩)
  早いもので、昨日で通勤定期が切れてしまった。継続で買うと、2月が29日までしかない関係であまり具合がよくないので、しばらくは定期のない日々が続くことになる。ということは、裏を返せば漫歩意欲が旺盛になるということ。久々に自宅まで帰宅漫歩したばかりか、勢い余って小竹向原まで歩いてしまった。
  今後しばらくの間(次回定期を買うまで)は、週2回くらい帰宅漫歩したいと思っている。問題なのは、そのルート。そろそろ、門前仲町発の漫歩がマンネリ化し始めている。少し遠回りをして刺激を求めるか……。
 
Chap1064:Endure Austerities
2012/2/5 21354歩(累計19824765歩)
  今日は足の状態が比較的良かったので、20000歩をメドに歩いた。しかし、半ば予期していたとおり、10000歩を過ぎたあたりから痛みはじめ、最後は右足を浮かせ続けることができない状態に。ドMで通っている私ではあるが、なぜこんな苦行を自分に課すのか、自分でも分からなくなってきた。
  写真を2枚。その1:麻布十番駅近くにある常祐山圓徳寺。変わった形の屋根が面白い。日蓮宗の寺だと知り、ちょっと納得。その2:桜田通り沿いにそびえる、慶応大の東門。ネームバリューのある大学には、威厳ある建物がよく似合う。我らが中大も、もうちょっとなんとかならないかな……。
 
Chap1063:Foot Arch
2012/2/4 10980歩(累計19803411歩)
  Chap1056で、最近の漫歩の歩数が少ない理由を明かしているが、実はそれ以外にも理由がある。年が明けたあたりから、漫歩していると10000歩前後あたりで右足の土踏まずに鮮烈な痛みが走ることが多くなっているのだ。今日も、水道橋・飯田橋間のガード脇を歩いているときに痛みに襲われ、最後は万歩計とにらめっこするような形で江戸川橋駅に駆け込んだ。
  自分では、靴底がだいぶすり減っているからとか、寒さが厳しいからとか、都合のいいように理由をつけているのだが、まさか、疲労骨折なんてしていないだろうなぁ……。
 
Chap1062:White Bank
2012/2/1 13325歩(累計19792431歩)
  ここのところ、朝の冷え込みが厳しい。今日はいくぶん穏やかだが、ここ1週間くらいは暖房器具が手放せなかった。極度の暑がりな私でさえ、外出時には厚手のコートを着用した。それでも、手がかじかんで缶コーヒーの蓋を開けるのも手間取ったくらいだ。
  それを物語るものが、三宅坂にあった。皇居の桜田堀の土手に、先週降った雪がまだだいぶ残っていたのだ。この1週間が平年並みの気温であれば、もうとっくに溶けてなくなっていただろう。この冷え込みはいつまで続くのか。来月の電気代請求が怖い……。
 
Chap1061:Remember 2010
2012/1/30 12105歩(累計19779106歩)
  本当は昨日歩きたかったのだが、風が強くて家から出る気が起こらなかったので、先週に続いての早朝漫歩で代替。一昨年に日々通った志村坂上への通勤ルートを歩いてみた。今にして思えば、よくもまぁこんなに坂だらけの道を錆びついた折りたたみチャリで走ったものだ。
  志村坂上を離れてからまだ1年とちょっとなのだが、なんだかとても懐かしい感じがする。本蓮沼駅付近の、夜しか営業していない立ち食いそば「そばひろ」は、日曜(月曜未明)はやっていないようだ。もし、ここで一杯すすったら、期せずして熱いものが込み上げてきたかもしれない。
 
Chap1060:90 Years
2012/1/28 12006歩(累計19767001歩)
  今週はいろいろな意味で疲れた。夜の仕事の方がだいぶ落ち着く方向に向かってきたのかなぁと思いきや、「仕掛り仕事の持ち越し禁止」というお達しが出され、結局残業続き。午前中は暇なのに定時で帰れないというもどかしい日々に。その他にも、チーム内トラブルとか、新人が入ってきて席が足りなくなったり(普通の会社ではありえない現象だが、我社では普通に起こること)で、無駄な奔走を繰り返した。相変わらず、無駄を削減するために新たな無駄を生み出す会社だ。
  今日の写真。築90年の九段下ビルが、遂に解体されてしまった。文化財級の建物だっただけに、残念だ。
 
Chap1059:March In Red
2012/1/23 12846歩(累計19754995歩)
  朝4時に家を出て高島平まで歩き、始発のバスに乗って帰ってきた。これまで、あまりこのような早朝漫歩はやらないでいたのだが、特に冬の早朝は空気がピンと張っていて清々しいので、今後はこのような早朝漫歩も取り入れていきたい。不審者と思われそうな気もしたが、早朝はジョギングおばさんが多くてむしろ自然体だ。
  今日の写真。地下鉄有楽町線千川・小竹向原駅間で改良工事が行われていて、併せてその上を走る要町通りも夜間は大々的な車線規制が敷かれている。車線規制の赤パイロンの行列も、見方を変えれば結構壮観なものだ。
 
Chap1058:After a Sleet
2012/1/22 14290歩(累計19742149歩)
  先日東京で今年の初雪が降って以来、雪や雨、そして霙が断続的に降り続いていてなかなか歩きに出られなかったのだが、今日になってようやく晴れ間が覗いた。夜の仕事が忙しいということもあって、年が明けてからなかなか漫歩のペースが上がっていないので、ここはチャンスとばかりに家を出た。やっぱり、歩くのはいい。目的などなくても、とりあえず歩いていれば心が満たされる。
  写真を1枚。池袋のびっくりガードから山手通りへの抜け道が、いつの間にか開通していた。これで、少しはびっくりガード付近の渋滞が緩和されるだろうか。
 
Chap1057:Last Emperor
2012/1/17 11699歩(累計19727859歩)
  仕事帰りに散髪に行こうと思い立ち、大塚を目指して歩いた。途中、目白通りから少し入ったところで国際仏教大学院大学という、物々しい名前の大学の前を通ったのだが、ふと門前に徳川慶喜屋敷跡と書かれた石碑が立っているのが目に留まった。おそらく大政奉還後の話だろうが、徳川最後の将軍はこんなところでひっそりと暮らしていたのか。
  ちなみに、徳川慶喜はなかなかの長寿を全うしていて、私の祖母が生まれた時にはまだ存命だった。そう考えると、江戸時代もそう遠い昔のことではないんだなぁ、と感じる。十年一昔どころか、百年一昔だ。
 
Chap1056:Tear Down
2012/1/14 16187歩(累計19716160歩)
  定期があると、なかなか自宅まで帰宅漫歩しようという気が湧かない。貧乏根性に他ならない話なのだが、どうしても「乗らないと損」という考えが払拭できない。自宅まで歩き続ければ20000歩を超えただろうに、護国寺駅の地下鉄入口が見えた途端に、モチベーションが下がってしまった。
  写真を1枚。上野聚楽が、ついに取り壊されてしまった。浅草の神谷バーと並んで、台東区のシンボル的な存在だっただけに、ちょっと、いや、かなり寂しい。跡地にはどんな施設ができるのだろうか。ビックカメラとか、パルコとか、そういうのは勘弁願いたいところだ。
 
Chap1055:Commuter Ticket
2012/1/11 10896歩(累計19699973歩)
  東京メトロの定期券は割高なので、これまで購入を自重してきたのだが、1/11〜2/10で買うと出勤日が多くてお得だということに気づき、買っておくことにした。それはそれで構わないのだが、定期があると漫歩のモチベーションが下がってしまいそうで怖い。定期がなければ、「歩けば歩いただけ電車賃が安くなる」というメリットがあったのだが、定期があるとそのメリットがないばかりか「せっかく買った定期がもったいない」という貧乏根性まで湧いてきてしまう。
  ちなみに、買ったのは磁気定期券。特にこだわりはないのだが、いまだにスイカ・パスモヴァージンだ。
 
Chap1054(烈風烈火編101):Invisible
2012/1/8 29218歩(累計19689077歩)
  昨年7月に訪れた時には、瓦礫が何十メートルも堆く積み上げられた脇で、津波に大きく抉られた建物で仮営業をしていた道の駅「よつくら港」。あれから半年が経過して、津波にえぐられた建物はすでに解体されていた。現在、仮営業は休止中のようだ。瓦礫置き場になっていた四ツ倉海水浴場も、瓦礫が運び出されて今ではすっかり元の姿に戻っている。復旧・復興は着実に進んでいる。
  しかしながら、放射線という見えざる敵は厳然と立ちはだかっている。随所でこういう掲示が出されているのを見ると、まだまだ先は長いと言わざるを得ない(神谷地区)。
 
Chap1053:3・5・7
2012/1/7 16471歩(累計19659859歩)
  年が明けてからしばらく高熱でダウンしていたため、遅めの「歩き初め」になった。どうにか松の内に間に合ってホッと安堵する一方、歩き初めが門仲からの帰宅漫歩になってしまったことに一抹のガッカリ感を覚えたり。とにかく、これで今年も動き始めたということで。
  中央通りを歩いていたら、日本橋三越の荘厳な入口に掛かった暖簾に目が留まった。おなじみの「越」のマークだが、この中にはひそかに「3・5・7」の縁起をしのばせてあるという。筆文字の「払い」の髭が、右上3本、左下5本、右下7本になっているのだ。粋を感じるねぇ。
 
Chap1052(烈風烈火編100):Footmarks
2011/12/31 17992歩(累計19643388歩)
  仙台近郊漫歩シリーズの第4弾。JR仙山線の近郊区間を歩いた。JR仙山線は大きな街道に並行しておらず、新旧の住宅地の中を縫うように走っているので、駅にたどり着くのがなかなか大変だ。霊園の中に迷い込んだり、猛烈な坂道を登らされたり。しかも、駅舎の規模が小さい(交番くらいのサイズ)ので、うっかりしていると見落としてしまう。
  写真を1枚。平地にはほとんど雪はなかった仙台市内だが、小高い丘の上にある葛岡霊園は真っ白。あまり歩行者が通らないようで、新雪の上に残されていた足跡は人間のものよりも動物のものの方が多かった。
 
Chap1051(烈風烈火編99):Fruits Line
2011/12/29 13836歩(累計19625396歩)
  フルーツライン左沢線完乗を記念して、西側半分の区間を歩いてみることに。寒河江市は、個人的に大好きな街。さくらんぼやそばなど、私の好物で知られる街だし、名前もカッコいい。音感といい、難読度といい、カッコいいのだ(ちなみに「サガエ」と読む)。街を歩けば、寒河江駅からほんの2分くらいの市街地に、いきなり無料の足湯があったりする。もちろん、天然温泉。さすがは温泉王国山形。
  おまけ写真は、左沢線終着の左沢駅に併設された施設に展示されている山車。無料休憩所もあって居心地がよい駅なのだが、アクセスが悪いこともあって観光客の姿は少ない。
 


戻ります。