Fの足跡37(Chap901〜950)

 
Chap950:TOKYO Deplorable Panic
2011/3/15 15858歩(累計17868980歩)
  東北関東大震災の余波は、計画停電という意外な形で首都に襲いかかった。東八道路には、長い長い「給油待ち渋滞」が起きていた。しかし、渋滞の先頭にあったガソリンスタンドは、すでに売り切れ(小金井市前原町1丁目)。首都圏のガソリンスタンドは、どこもこんな状態だ。食料品や日用品の集中購買も過熱している。特に酷いのがパンで、棚には商品が1つも残っていない(西友調布店)。これも、首都県全域で見られる現象だ。石油危機、そして食糧危機。どちらも、必要のないパニック。昭和40年代のオイルショック当時から、日本人は精神的にまったく成長していない。
 
Chap949:Cowered
2011/3/13 19693歩(累計17853122歩)
  中3日空けての漫歩となった。というのも、この3日間は東北関東大震災関連の報道に見入っていたから。最初に揺れを感じた時点で「これはただごとじゃないぞ」とは思ったけれど、まさかここまでの激甚災害になるとは思わなかった。正視できないけれど、目を離すこともできない。そんな映像ばかりが脳裏に焼きついた。
  写真を。清瀬中央公園内に、平和の塔というオブジェがある。平和を願うのは素晴らしいことだけど、これだけ汚れているとサマにならない。というか、心なしか津波に浚われた瓦礫のように見えてしまった。
 
Chap948(烈風烈火編87):TV Show
2011/3/9 14719歩(累計17833429歩)
  テレビの収録で大阪へ。テレビ出演はこれが通算3回目だけど、なかなか慣れないなぁ。ディレクターからは「よかったですよ。慣れているみたいだけど、テレビにはしょっちゅう出てるんですか?」なんて言われたけど、個人的には言いたいことの2割くらいしか喋れなかった。やっぱり、芸能人に比べると話を切り出すタイミングの掴み方がヘタなんだなぁ、と思う。自己採点は、60点。
  写真を1枚。京阪森小路駅の改札。ガード下に改札があり、改札内通路が歩道と並行している。京阪には、こういう造りの駅が多い。歩道が狭くなるから、危ないんだけどね。
 
Chap947:CtrlAltDelete
2011/3/8 21819歩(累計17818710歩)
  先月のバイトの最終日が雨で、会社近くの建設現場の定点観測ができなかったので、今日改めて行ってきた。さすが今をときめくダイワハウス、1カ月で恐ろしく進捗している。その後、買い物をしつつ、赤羽ゴールで30000歩越えを予定していたのだが、途中で仕事の電話が入って帰らなければならなくなり、北戸田で強制終了。自由なように見えても、実はガッチリと足枷がはまっている。これが、私の人生。
  おまけ写真。北与野駅からさいたま新都心まで延々と続く、歩行者デッキ。こうまでして新都心と結びつける必要が、本当にあったのかな?
 
Chap946:Sore Feet
2011/3/4 14855歩(累計17796891歩)
  昨日の午後に突如舞い込んできたバイトの面接を受けに、初台へ。バタバタと用意した付け焼き面接をどうにか終え、ホッと安堵して歩いて帰った。勝算はあまりないかなぁ。準備不足だし、好条件で競争率が高いだろうし、ブラインドタッチの試験結果もイマイチだったし。それにしても、スーツ姿(革靴)で漫歩すると、想像以上に足にダメージが残るものだ。特に、両脚の小指が痛くて痛くて。間違って採用されたら、帰宅漫歩には靴を履き替えるなどの工夫が必要だな。
  写真を1枚。久々に見上げる首都高の初台ジャンクション。だいぶ完成に近づいてきたようだ。
 
Chap945:Coral Street
2011/3/3 14386歩(累計17782036歩)
  道路の名前(愛称)って、面白い。調べてみると、その街のいろいろな表情が見えてくる。たとえば、御徒町駅近くのJR山手線ガード沿いに、珊瑚ストリートと名付けられた通りがある。調べてもはっきりとは分からなかったが、どうもこの辺りには宝石・貴金属店が多く(日本宝石珊瑚協会も台東区にある)、珊瑚の他にも様々な宝石の名が道路の愛称になっているらしい。あちこち歩いて、探してみたいものだ。宝石だけに、トレジャーハンティング気分を味わえるかも?
  おまけ写真。茅場町駅近くの坂本町公園のが、かなり咲いてきた。もう、春ですね。完全に、春ですね。
 
Chap944(烈風烈火編86):Completed
2011/3/1 27406歩(累計17767650歩)
  高岡での仕事(テレビのロケ)を終えた後、帰りの夜行バス発車までの間、ひたすら歩いた。小雨模様だというのに、我ながらご苦労なことで。ちなみに今日の歩数は、ロケ中に駅周辺を歩き回ったぶんも含まれている。
  写真を3枚。その1:鎌倉・奈良と並んで日本三大仏に数えられている、高岡大仏。内部まで入れるようになっている。その2:市街地にはまったく雪がなくびっくりしたのだが、古城公園内の園地は一面の銀世界。その3:今日の漫歩の終点・越ノ潟駅は、万葉線の終点でもある。1回の漫歩で、万葉線の起点から終点まで、完全踏破してしまった。
 
Chap943:Wisteria Trellis
2011/2/27 20833歩(累計17740244歩)
  横浜市西区、相鉄線の西横浜駅から少し南へ行ったところに、藤棚町という地名がある。明治期にはこの場所に茶店があり、その店先に見事な藤棚があったことに由来している地名だ。この藤棚は、残念ながら戦災で失われてしまったのだが、昭和50年代になって復活を果たしている。周辺環境はガラリと変わってしまっているけれど、今も昔も、藤の花が行き交う人々の目を和ませている。
  おまけ写真。万国橋からみなとみらい方面を望む。ランドマークタワーやコスモワールドをバックに、渋い屋形船群。う〜む、見事すぎるミスマッチだ。
 
Chap942:Let’s Skimp!
2011/2/24 12403歩(累計17719411歩)
  通勤定期が切れた。今日を含めてあと4日で今のバイトを辞めるので、もう定期どころか回数券すら買えない(買う必要がない)。となれば、歩けば歩くほど交通費を削減することができるわけで、漫歩のモチベーションが急上昇している。
  状況は少し変わっているんだけど。「あと4日で辞める」というのも、ちょっと揺らいではいる。ここにきて、急に会社側が腰低になったということもあり。有無を言わさずに辞めるのではなく、言い分を主張した上で交渉の席に着く用意はしてもいいのかな、と思う。「雇用」ってのは結局、買い物だからねぇ。双方の折り合いがついて初めて成立するものだから。
 
Chap941:Pine Avenue
2011/2/20 19532歩(累計17707008歩)
  地図を持たずに漫歩する場合、最大の強敵となるのが川だ。「線路沿いを歩けば辿り着けるはず」と思って歩いていても、線路は川を越えるけど歩行者が渡れる橋がない、というケースが多いのだ。今回は、綾瀬川で綾瀬橋まで、毛長川で谷塚橋まで迂回させられた。
  おまけ写真。松原団地駅近くの商店街には、パインアベニューという愛称がある。なぜパイン? と思うところだが、これはパイナップルではなく、「松」の意味(松は英語で「Pine」)。近くに日光街道の松並木があるのだ。キャラクターの茶色をもっと濃くすれば分かりやすい(松ぼっくりですね)のに。
 
Chap940:Auto You
2011/2/17 14734歩(累計17687476歩)
  バイト帰りの漫歩の途中、JR武蔵浦和駅付近の埼京線ガード脇で「オート湯」なる施設を見つけた。一見すると、日帰り温泉か、スーパー銭湯。温泉マークが描かれているし、暖簾が掛かっているし、提灯まで出ているし。名称もそれっぽい。しかし、実はこれ、ただの洗車機。温泉マークの中に描かれている顔にも、しっかりと車輪がついている。それにしても、なんと仰々しい名称&ルックスなのだろうか。ちなみにこの洗車機は、「アトラクション洗車」を売りにしている様子。ここで車を洗ってみたいとは思わないけれど、稼働しているシーンを一度見てみたい気はする。
 
Chap939:Will Unfold
2011/2/13 20218歩(累計17672742歩)
  仕事の打ち合わせで東京駅へ行き、そのまま歩いて帰った。ここのところ、仕事(本業)はあまりうまく回っていなかったのだが、どうやら新展開が開けそうだ。この話がうまくまとまれば、関西のメディアに初進出という運びになる。なお、今日の漫歩はコースのわりに歩数が多くなっているが、これは打合せ場所となる喫茶店を探して東京駅周辺を彷徨ったため。日曜の丸ビル・新丸ビルを甘く見すぎた(超混雑)。
  写真を1枚。神田駅付近のJR高架上に、何か建設中。調べたら、高崎線・東北本線・常磐線を東京駅まで延伸する線路らしい。確かに、上野止まりってのは不便だからなぁ。
 
Chap938:Silly Dog(574m)
2011/2/11 13851歩(累計17652524歩)
  「昨日歩いたから今日はいいや」と思っていたのだが、朝起きて、窓を開けて雪が降っているのを見たら、歩かずにいられなくなった。ったく、私ゃ犬か?
  敢えて向かった先は、東京スカイツリー。定点観測のつもりで行ったのだが、当然ながら3つの定点観測ポイント(吾妻橋一丁目歩道橋上業平橋上言問橋西詰)すべて、足もと部分しか見えなかったわけで。こりゃ、犬の中でも相当愚かな部類だ。直下まで接近して、ようやく展望台まで見えるという状態だった。ちなみに、現在のタワーの高さは574m。一応、これも第7回定点観測として記録に残すことにするが。
 
Chap937:Mummy
2011/2/10 16043歩(累計17638673歩)
  バイト帰りに、笹目川に沿って南北に伸びている笹目川遊歩道を歩いてみた。この遊歩道には「自然と彫刻のプロムナード」という愛称があり、道中の随所に彫刻が置かれている。どれも、私のような凡人には到底理解が及ばないような作品ばかり。一つ気になったのは、やたらとこの写真のように「土偶のミイラ」とでも形容すべき形状の彫刻が多かったということ。これ、何か戸田市にゆかりがあるキャラなのだろうか。
  今のバイトは左腕にばかり負荷がかかる仕事なので、左腕だけが慢性的に筋肉痛。いろいろな意味で、あまり長くは続けない方がいいような気がしてきた。
 
Chap936:Almost Synchronized
2011/2/6 16106歩(累計17622630歩)
  2004年12月以来史上2回目となる、FBシンクロ漫歩。B漫歩が東京周辺に来ているときにのみ可能なことなので、この機会を逃さずにシンクロ漫歩を完成させたかった。完全に自己満。京葉道路から江戸街道、中央通りと経由して、FとBがほとんど揃って日本橋に到着。歩幅が若干違うので、ピッタリというわけにはいかないが、企画としては大成功。
  おまけ写真。亀戸駅近くで発見した、激安の弁当店。マトモな弁当が、200円で買える時代。デフレ社会を象徴しているという冷めた見方もできるが、自宅の近くにこの店が欲しいというのが本音だ。
 
Chap935:Tiny Pleasure
2011/2/2 13272歩(累計17606524歩)
  バイト先と北戸田駅の間に、なにやら巨大な建造物を建設している現場がある。ダイワハウスが施主であることから推して、マンションだろうか。毎日、朝と夕方にこの現場の前を通っているわけだが、ふと定点観測をやってみたくなった。東京スカイツリーの定点観測が、やってみたら思いのほか面白かったから、なんとなく思いついたのだ。バイト期間中にどれほど進捗するか分からないが、今のバイトを辞める間際に、もう一度写真を撮って比べてみることにしよう。
  今のバイトには、こんなささやかな楽しみしか見出すことができない。貴重な時間を、明らかに浪費しているなぁ……。
 
Chap934:Boundary
2011/1/30 18054歩(累計17593252歩)
  目下週6でバイトに行っているので、日曜くらいしか企画漫歩ができない。その日曜でさえ、唯一の休みということで文字どおり「休む」ことを優先させているので、なかなか長距離漫歩にはできない。早くバイトを辞めて好き放題に歩きたいが、先立つものがなければそれもできなくなる。ジレンマだなぁ。
  写真を1枚。JR本八幡駅付近の歩道にて。こういうのって、きっちりと境界線を決めるのはいかがなものなのだろうか。この境界線の外でならポイ捨てOK・犬糞放置OKと受け取れてしまうではないか。マナーには、境界線なんて必要ないと思うのだが。
 
Chap933:I'm Irritated
2011/1/27 11761歩(累計17575198歩)
  新しいバイトが始まって、今日で4日目。そろそろ仕事に慣れてきた反面、ちらほらと不満点が顕わになり始めてきた。どんな職場にも不満はあるのだろうが、ここの場合は「当初と話が違う」系の不満が多い。常に、心の片隅にモヤモヤがひっかかっている状態だ。長く続けるつもりはないとはいえ、ポーカーフェイスで期間を全うするのは、なんか癪だ。
  写真を1枚。JR埼京線のガードに沿って、武蔵浦和から戸田公園まで、遊歩道が整備されていた……はずだった。しかし、久々に歩いてみたら、戸田駅近くの一部がサラ地になっていた。いずれ、立ち入れなくなってしまうのだろうか。
 
Chap932:Go Go RYOMA!
2011/1/23 18010歩(累計17563437歩)
  現在の京浜急行立会川駅付近に、幕末期には土佐藩品川下屋敷があり、若き坂本龍馬はここで剣術修業に励んだ。ペリー来航の折には、近くの浜川砲台の警護に当たったのだという。駅近くの北浜川児童遊園には、龍馬像がある(この像には、桂浜の龍馬像の金属片が融かし込んであるという)。それだけでなく、商店街全体が、龍馬あやかりムードだ。
  おまけ写真。青物横丁駅前の通りは、ジュネーブ平和通り(「ジュネー」表記の標識もある)と名付けられている。品川区とスイス・ジュネーブ市が友好都市提携を結んだことに因んでいるのだそうだ。あまりピンとこない街並みなのだが。
 
Chap931:Divided Vertically
2011/1/21 24278歩(累計17545427歩)
  中途半端なタイミングで志村坂上の仕事を辞めたため、年金がちょっと面倒なことになった。過払いと未納が重なったような状態だ。来週から平日は動けなくなるので、今のうちに板橋年金事務所へ相談に。しかし、収穫は少なかった。
  結局のところ、区役所へ行かなければ解決できない。しかし、今このタイミングで行くと飛んで火に入る夏の虫になるので、今日のところは見送り。どうにも、縦割りだなぁ。年金事務所で全部対処してくれれば簡単に済むのに。年金事務所に申請して還付された年金を、今度は区役所に申請して再納付しなければならないなんて、どう考えても不条理だ。
 
Chap930:Insurance Policy
2011/1/19 12788歩(累計17521149歩)
  志村坂上のバイトを辞めるに当たって、社会保険の保険証を返却するのを忘れていた。会社から返却するよう催促が来たので持参しようと思ったのだが、ふと「池袋からバスで通っている同僚がいたなぁ」と思いつき、通勤時間を見計らって池袋駅西口の喫煙所で待ち伏せ。預けてしまう策に出た。
  社会保険に9ヶ月間加入していたが、結局一度も病院に行く機会がなかった。健康優良児にとっては、保険なんてものはムダでしかない。基本的に、保険というのは加入者が損をするようにできているモノなんだなぁと、改めて思い知った。親の総取りこそが、保険の本質なんだと思う。
 
Chap929:Frozen Puddle
2011/1/17 13597歩(累計17508361歩)
  新しいバイトの初日。基本的に立ち仕事で、残業もあったのでそれなりに疲れたのだが、周辺環境を見ておきたいということもあり、歩いて帰ることにした。春までの「つなぎ腰掛けバイト」とはいえ、3カ月くらい通うことになるのだから、早く慣れておいた方がいい。初日からいくつか不満点も噴出したけれど、ま、なんとかやっていこうと思う。
  写真を1枚。今日はだいぶ寒かったみたいだ。まだ宵の口だというのに、高島平緑地内の池がカチンカチンに凍りついていた。小石を投げ入れても割れなかったので、結構厚い。働いていた限りでは、暖かいと感じていたのだが。
 
Chap928(烈風烈火編85):Seeking The Triangle
2011/1/14 35052歩(累計17494764歩)
  昨日に続き、心斎橋のホテルから高安山山頂まで歩いた。高安山は昨日の生駒山よりも低いのだが、昨日の疲れがあったのか、昨日よりもだいぶ疲れたように感じた。
  今日の行程も、詳細はいずれ「記憶倉庫」で紹介するので、ここでは2枚だけ。その1:高安山も、頂上からの眺望はあまりよくない。途中の高安山霊園展望台からの眺めを。晴れていれば淡路島まで見えるらしいが、残念ながらガスに覆われていた。その2:高安山の三角点は、隠れた場所にあって分かりづらい。30分ほどかけて、ようやく探し出した。これを見つけないと、頂上に到達した気分にはなれないのだ。
 
Chap927(烈風烈火編84):Pleasure On The Top
2011/1/13 43887歩(累計17459712歩)
  大阪2日連続登山漫歩の1発目。夜行バスで大阪に乗り込んで、そのまま生駒山頂まで歩き通した。我ながら無謀で杜撰な計画だと思うが、意外にもそれほどバテなかった。
  詳細に関してはいずれアップする「記憶倉庫」に譲るとして、ここでは写真を2枚だけ。その1:生駒山頂からはあまり眺望が利かないので、途中の額田山展望台からの眺めを。大阪市街が一望できる。その2:生駒山頂には、遊園地がある。歩いて登ってくると、ちょっとげんなりする光景が広がる。冬季休業中で観光客はほとんどいなかったが、職員が各設備のメンテナンスに励んでいた。寒い中、お疲れさまです。
 
Chap926:Drawbridge
2011/1/11 14037歩(累計17415825歩)
  渋谷でバイトの面接を受けた帰りに、そのまま月島まで歩いた。途中、勝鬨橋を渡ったのだが、ふと橋のたもとで「かちどき橋の資料館」なる建物が目に留まった。入館無料なので、ちょっと入ってみることにした。内部はこんな感じで、可動部に使われていた部品などが展示されているほか、勝鬨橋の歴史を映像で紹介するコーナーなどがある。勝鬨橋が「開かずの橋」となったのは、昭和45年。私が産まれる前のことだ。一度、開いているシーンを生で見てみたいものだ。
  なお、資料館は火・木・金・土のみ開館。平日はガラガラに空いていて(先客ゼロだった)、ちょっと寂しい。
 
Chap925:TOKYO Waterfront Desert
2011/1/9 19229歩(累計17401788歩)
  晴海埠頭の先端、晴海客船ターミナルまで足を伸ばしてみた。客船ターミナルといっても、晴海埠頭には定期旅客船は就航していないので、建物は立派なのに内部は閑散としている。最上階の展望台も、先客ゼロ。建物の外に出ると、路線バスやタクシーが次々にやってくる。しかし、バスに乗り込む、あるいは降り立つ人はほとんどいないし、タクシーもドライバーが休憩しに立ち寄るだけ。これが東京の海の玄関口かと思うと、なんだか泣けてくる。
  おまけ写真も晴海埠頭から。このビル、この角度から見るとペラペラの紙切れのように見える。
 
Chap924:Behind The Mask
2011/1/7 18022歩(累計17382559歩)
  街には、表の顔と裏の顔がある。この両方を覗き見ることができるのが、漫歩の醍醐味だ。たとえば、千代田区永田町。国会議事堂などがあるため、とかく「政治の街」という固定観念がつきまとうが、路地裏には僅かながらも古い住宅地が残っている。個人的には、こんな物騒な場所に住むなんてまっぴら御免だけど。
  お洒落なイメージが強い渋谷区恵比寿にしても同じこと。一歩裏に入ると、狭い路地が入り組んだ低層住宅密集地に様変わり。消防車などまず入れないだろうから、火が出たらとめどなく延焼するんだろうなぁ。やっぱり、住むのは御免だ。
 
Chap923:Sophistry
2011/1/5 31350歩(累計17364537歩)
  新春バカ歩きの途中で、清瀬水天宮に立ち寄って初詣。安産の神様だけどね、まぁ、よい作品が「産まれ」ますように、と強引にこじつけて。それほど大きな神社ではないけれど、地元では結構名が通っているのか、出店もたくさん出ていて、賑わっていた。恒例のおみくじは、なんと大吉。今年はいいことがあるのか、それともここで運を使い果たすのか。
  おまけ写真。Chap897で「ロヂャース戸田店近くの上州屋が潰れた」と書いたが、健在だった(店舗名は、23号浦和店)。どうやら、位置を誤解していただけのようだ。この場を借りて、お詫び&訂正。
 
Chap922:Welcome 2011
2011/1/4 17168歩(累計17333187歩)
  新年1発目の漫歩は初詣を兼ねようかと思っていたのだが、道中初詣に適した神社が見当たらなかったので、普通に歩くだけになってしまった。それでも、普段なかなか歩くことがないエリアにまで足を伸ばせたので、新鮮な空気をたくさん吸うことができた。2011年も、頑張るぞっと。
  写真を1枚。いつの間にか、多摩大橋がリニューアルされていた。大学時代にはよく渡った橋なのだが、当時はアーチなどなかったし、上下線で段差のある別橋梁になどなっていなかった。後から増築して、アーチを張ったのだろう。どうせなら、上下線両方にアーチを張った方が綺麗なのに。
 
Chap921:Good-Bye 2010
2010/12/31 13205歩(累計17316019歩)
  大晦日。年を越すに当たって髪を切ろうと思い、大塚駅前のナカザトへ。その足で実家へ帰省するために、とりあえず西武線の適当な駅まで歩いた。B漫歩との兼ね合いがあって、13000歩を超えたのを確認して終了。2010年を締めくくる漫歩は、どことなく中途半端なものとなってしまった。
  写真を1枚。護国寺で、普段は非公開の本尊の開帳が行われていた。山門には煌びやかな垂れ幕がかけられ、出店も出て、なんだかお祭りムード。見ていこうかと思ったが、本尊は写真撮影禁止とのことだったので、「HPに乗せられないなら見る必要なし」と、半ば意地になって立ち去った。
 
Chap920:Remnants
2010/12/29 20641歩(累計17302814歩)
  昨夜遅くに北海道の旅から帰ってきたのだが、北海道&東日本パスの有効期間があと1日残っていたので、朝からお出かけすることに。昨夏から有効期間が7日になった(それまでは5日)ため、北海道&東日本パスの利用価値が一気に高まっている。お値段据え置き(10000円)なので、実質値下げと言っていい。西方面へ行く時以外には、もはや青春18きっぷの出番はないだろう。
  写真を1枚。蘇我駅前のカプセルホテルが、どうやら値下げしたようだ(以前に泊まったときには3000円だった)。この手の施設は、全国的に値下げ競争が激化している。
 
Chap919(烈風烈火編83):Declining
2010/12/26 17160歩(累計17282173歩)
  青森県金木町は、太宰治生誕の地。町内には記念館や疎開の家などがあり、多くの観光客が訪れる。それだけでなく、町内で売られている商品の多くに太宰あやかり傾向が見られ、なかなか楽しい。一番面白かったのは、とあるレストランで食事をしたときに出てきた箸袋に「はしぃれメロス」と書かれていたこと(「走れ」と「箸入れ」をかけている。漫歩中のことではないので、写真は載せない)。
  おまけ写真。道端にポッカリと空いたブラックホール。雪は側溝に流すのが北国流の雪かき。車道に撒いても、溶けないので。落ちないように、気をつけて。
 
Chap918(烈風烈火編82):White X’mas
2010/12/24 12759歩(累計17265013歩)
  朝、宿を出た時点で、すでに雪がちらついていた。念願の、ホワイトクリスマスだ。しかし、北国の雪は、それほどロマンチックなものではなかった。特に巣子駅から先は、とんだサバイバル漫歩になってしまうのだった。
  近道となる林道を歩きたかったのだが、行ってみると入林禁止のゲートが立ちはだかる。残念ながら、地図サイトはこういうところまではカバーしてくれない。仕方なく大きく迂回するも、終盤には猛烈な吹雪に。予定ではもう一駅先の渋民駅まで歩くつもりだったのだが、完全に戦意喪失。滝沢駅に着くなり、待合室のベンチにへたりこんだまま動けなくなった。
 
Chap917(烈風烈火編81):Airport Access
2010/12/23 21314歩(累計17252254歩)
  仙台の街歩きも第3回目となり、だいぶ土地鑑が身に付いてきた。そろそろ、地図なしでも歩けるかもしれない。鉄道が走っていないエリアはまだよく分からないが。地下鉄新線の開業が待ち遠しい。
  地下鉄新線の前に、2007年に開業した鉄道が仙台空港鉄道だ。JR名取駅(全列車仙台駅まで乗り入れ)から仙台空港駅まで、約7kmを走る第3セクター線。名取駅の南で、JRの上下線に挟まれながら高架を上り、その先は異様なほど立派な高架橋が延々と続いている。2両編成のワンマン列車が走るには勿体ないほどだ。
 
Chap916:Bullet Mark
2010/12/21 16054歩(累計17230940歩)
  中野通りはもう飽きるほど歩いているのだが、夜間漫歩になることが多かったため、野方配水塔を間近に眺めたのはこれが初めてだった。配水塔のふもとが公園として整備されているため、直下から見上げることができる。しかし、それは後ろ姿……。正面から眺めようとすると、幼稚園の建物が邪魔になって下部までは見えない。
  この配水塔、実は結構古いもので、正面の壁には第二次大戦中の空襲の弾痕が残っている。写真の○印辺りに弾痕があるらしいのだが、遠目ではよく分からなかった。大谷口配水塔は取り壊されたが、こちらは後世に残るのだろうか。
 
Chap915:Cutting Through The Sky(514m)
2010/12/19 23742歩(累計17214886歩)
  年内最後になるであろう、東京スカイツリーの定点観測に出かけた。写真が多いので、無駄口は省略。まずは定点観測写真から。その1:言問橋西詰。その2:吾妻橋1丁目歩道橋上。その3:業平橋上。現在の高さ、514m。展望台から上は、どうも私の予想に反した形状になりそう。このまま先細りになるのかと思いきや、まだ何か上がありそうな気配だ。
  スカイツリー周辺は、すでに観光地の様相を呈している。土産物店ではないはずの商店で、早くもスカイツリー関連グッズが飛ぶように売れている。見晴らしのいい東武橋付近は、歩くのも困難なほどの人出だ。
 
Chap914:Hesitation
2010/12/15 11043歩(累計17191144歩)
  ふと気づくと、岐路に立たされていた。目の前に、道は2つ。つい先日までは、いろいろな道があると思っていたが、その後次々に可能性が消え、残る道は2つだけになっていた。
  決断すべき時が、いよいよやってきた。しかし、私にはまだ迷いがある。迷っている間にも、着実に分岐点が近づいてくる。まるでルームランナーの上に立っているかのように、ゆっくりと、しかし容赦なく。チラリと分岐の先を覗いてみると、どちらもイバラに覆われているように見える。どちらを選択しても、私は大切なものを失うだろう。分離帯に衝突してゲームオーバー、これができればどんなに楽なことか。
 
Chap913:Crossing Barrier
2010/12/12 22382歩(累計17180101歩)
  新子安駅の少し北に、遍照院という立派な寺がある。第一京浜(国道15号)から参道が延びて境内へ続いているのだが、その途中に京浜急行の線路が立ちはだかっている。そのため、参道の途中に踏切があるという、ちょっと悲惨な状態に。参拝しに行って、参道を歩いているときに踏切の遮断機が下りたら、ちょっと嫌な気分になりそうな気がする。え? 私、参拝を拒まれてるの? みたいな。
  おまけ写真。かつて御番所が置かれていたという、旧東海道の鶴見川橋。アーチが斜めになっているので、どことなくアンバランスに見えてしまう。
 
Chap912:Daybreak
2010/12/11 16546歩(累計17157719歩)
  この季節、夜勤明けに歩くと空気が凛と張りつめていて、なかなか気持ちがいい。歩を進める毎に徐々に空が明るくなっていき、夜明けを実感できるのもいいところだ。いっそのこと、自転車を捨てて、毎日漫歩して帰りたくなる(たぶんこれはやらないと思うが)。
  田端高台から写真を2枚。その1:田端高台には枝振りのいい桜並木があるのだが、よく見ると梢と電線が複雑に絡み合っている。危なくはないのかな。その2:高台から西日暮里駅方面を眺めると、彼方に東京スカイツリーがはっきりと見えた。結構いい眺望スポットかもしれない。
 
Chap911:Cross Grained
2010/12/9 13716歩(累計17141173歩)
  なんという天邪鬼。昨日はそぼ降る雨の中傘を差して自転車で帰ったというのに、雨が止んだ今日に限って歩いて帰っている。雨が降る中では10000歩も歩くのが嫌だったということもあるけれど、それにしても……。私は、時々自分の思考回路が理解できなくなる。よく、他人から「普通じゃない」って言われるけれど、それが褒め言葉だと思う時もあれば、単にひねくれ者だと受け取るときもある。もし、今日そう言われたなら、単にひねくれ者だと受け取るだろう。
  向原駅近くで、バッタリと同僚に出くわした。どうやら、天邪鬼は私だけではないようである。不審者の多い職場だ。
 
Chap910:Escapist
2010/12/6 15777歩(累計17127457歩)
  ここ1週間ほど、現実逃避の旅に出ていた。いつかは現実世界に戻らなければならないことは分かっていたが、いざ戻るとなるとやっぱり足取りは重い。車の中に敷いた布団ではよ〜く眠れたが、今日からまた眠れぬ日々を過ごさなければならないと思うと、どうしても沈鬱な気分になる。気晴らしが必要だと思ってやったことなのに、終わってみればかえって現実適合性が失われただけだったようにすら感じる。
  正直、先行きが不安だ。何か、ドカーンと気が晴れるような奇蹟でも起こらないと、潰れるかもしれない。もともと私は奇蹟を信じる人間だが、今はもうほとんど祈ってさえいる。
 
Chap909:Sleeves Relay
2010/11/28 20298歩(累計17111680歩)
  皇居内堀の外周コースで、何らかの駅伝大会が開催されていた。多くの選手が走っているだけでなく、ちゃんと沿道に観衆が立って声援を贈っている。ゼッケンも付けているし、それなりに公的な大会なのかもしれない。しかし、このコースはジョギングのおばちゃんが多いし、私のようにただ歩いているだけの人もいる。前が壁になって、実力どおりには走れないのではないだろうか。選手達がちょっと気の毒だった。
  おまけ写真。北の丸公園内に敷き詰められた、落ち葉の絨毯。これを踏みしだいて歩くのは、新雪にシュプールを描くのに似た快感がある。
 
Chap908:By The Tube
2010/11/27 17325歩(累計17091382歩)
  溜池から赤坂見附方面へ歩いていたら、赤坂通りを左折すると原宿に出られる旨の案内標識が目に留まった。ほぅ、赤坂通りは原宿まで続いているのか。意外なことに今まで歩いたことがない道だったので、誘惑に駆られて左折。途中の乃木坂トンネルの歩道は、なんだか不思議な道。チューブの脇を歩く感じ。トンネルにする必要があるのか? と思いたくなる。ちなみに、チューブの上部にはソーラーパネルがたくさん貼られているらしい。なお、左手の緑地は青山霊園。
  おまけ写真。昼下がりの銀座ホコ天。なんだか、妙に昭和チックな光景に見えるのは私だけだろうか。
 
Chap907:37th Growin’ Up
2010/11/24 15210歩(累計17074057歩)
  やってきました、誕生日。今年も、歩いて過ごします。考え事をしながら歩いていたら、随分とめちゃくちゃなルートを辿り、ふと気がついた時には仙石山を歩いていた。一等地虎ノ門に僅かに残る古い住宅密集地だが、西側半分は再開発の餌食になっている。昔からの住民が必死に抵抗しているが、この種の争いで守る側が勝ったという話を聞いたことがない。
  渋谷から、おまけ写真を2枚。その1:解体されたビルでなお営業を続ける宝くじ売場。その2:地下鉄副都心線ホームに、どう考えても電車が通れない線路が。将来、東横線と直通になるのを見越して用意しているのだろうか。
 
Chap906:Apex
2010/11/22 42866歩(累計17058847歩)
  国1を歩けば1日で辿り着けたかもしれない江ノ島に、どうにか1泊2日で到着。歩数的には余裕のある行程だったけれど、長後駅から先は雨に降られながらの漫歩だったので、精神的ダメージが大きかった。しかし、それも江ノ島の頂上にある展望灯台に昇ってしまえば、爽やかな風とともにどこかへ去りぬ。なにしろ、こんな絶景が私を迎えてくれたのだから。これで、もう少し天気が良ければ最高だったのだが……。
  おまけ写真。江ノ島の一番奥にある、江ノ島岩屋。入洞料500円の価値があるかどうかは別にして、行くからにはここまで辿り着いておきたい、というスポットだ。
 
Chap905:Highway Star
2010/11/21 60984歩(累計17015981歩)
  夜勤明けではないけれど、前日に法事があって実家に帰省し、酒を飲み、ロクに寝ないでのチャレンジ漫歩開始。なかなか教訓が生かされないというか、懲りないというか。しかし、そろそろチャレンジ漫歩には不向きな季節になってくるし、年末に向けて忙しくもなるだろうから、強硬催行することに。
  写真を2枚。三宅坂を彩る木立が、綺麗に紅葉していた。この辺りは空が広いので、景色がよく映える。その2:今日の漫歩は基本的に国道246号を歩いた。神奈川県に入ると、246はアップダウンのある高速コース、まるでジェットコースターのようになる(宮前区馬絹付近)。
 
Chap904:Make Inroads
2010/11/20 12638歩(累計16954997歩)
  週末に法事があるため、実家に日帰りで帰省することに。時間的な都合もあって実家まで歩くことはできなかったけれど、時間が許す限り歩いた。法事といっても、27回忌(半端な数字だけど、ここには深いわけがあるのです……)。四半世紀前になくなった祖父母の法要。生前の顔も、うっすらとしか覚えていない。まぁ、久々に家族全員が顔を揃える機会ができたということで。
  写真を。江古田駅近くの千川通り沿いに、南天というラーメン店がオープンしていた。どこかで聞いた店名だと思ったら、椎名町の立ちそば店の、新業種チャレンジ店舗だった。
 
Chap903:Black White
2010/11/16 10556歩(累計16942359歩)
  だいぶ夜が長くなってきた。5時にバイトを終えて歩き始め、板橋宿にさしかかってもまだ辺りには夜の帳が降りきっている。商店街はひっそりと静まりかえり、ときたま犬の散歩のおじいちゃんや新聞配達のバイクが通るくらい。夏場でもこの時間には人通りは少ないのだろうが、空が暗いと余計にうら寂しく感じる。漆黒の闇の中、吐く息だけが白い。思えば、志村坂上に通い始めた頃もこんな感じだったなぁ。ということは、志村坂上に通い詰めている間に、4つの季節が巡ろうとしているということか。こんなはずじゃなかった。こんなはずじゃ、なかったよ。
 
Chap902:Remember 2000
2010/11/14 16720歩(累計16931803歩)
  2000年、夏。私は麻布十番で地図を描く仕事をしていた。当時、私は経済的にどん底の状態にあり、コンビニでパン1つ買うことすらできず、連日昼食を抜いていた。それを見かねた同僚が、毎日おにぎりを作って持ってきてくれた。やたら大きなおにぎりを、私は網代公園のベンチで泣きながら食べたものだ。あの時流した涙は、果たして嬉し涙だったのか、それとも悔し涙だったのか。あれから10年、今の私は、あの頃に比べて少しは成長しているだろうか。
  おまけ写真。よほど危ないところなんですね。そうは見えないけれど(港区白金1丁目)。
 
Chap901:Make Use Of Ditactic!
2010/11/13 25825歩(累計16915083歩)
  新検見川での取材を終えた後に、漫歩開始。しょっちゅう歩くエリアではないので、なんだか新鮮な道程だ。本当は30000歩くらい歩きたかったのだが、夜勤明けでそれなりに疲れていたのか、25000歩を超えたところでギブアップ。以前のチャレンジ漫歩失敗の教訓が、まったく生きていない。
  写真を2枚。その1:JR幕張駅構内(改札外)に、なぜか特急「あずさ」のシートが。休憩所として自由に利用可? その2:西船橋駅北口ロータリーに、光らないクリスマスツリーがお目見え。もうそんな季節ですか。はぁ、今年もまた嫌な季節がやって来やがったよ……。
 


戻ります。