Fの足跡32(Chap651〜700)

 
Chap700:Ancestors
2009/6/4 17496歩(累計13367489歩)
  埋め立てられて現存しない京橋の跡地には、かつての京橋の親柱が3本残っている。北東と南西にある柱は、明治8年当時のもの。平仮名で「きやうはし」と刻まれているのが印象的。そして南東にある柱は、大正11年に架け替えられた時のもの。どちらもレトロ感満点の文化財だ。大正のものには照明設備も備わっていて、当時としては最先端のものだったんだろうなぁ、と想像できる。
  おまけ写真。蔵前橋のすぐ南に、NTTの蔵前専用橋がある(背後の黄色い橋が蔵前橋)。この無粋な橋のせいで蔵前橋の美観が損なわれていると言っても過言ではない。
 
Chap699:Hitomi
2009/6/2 23422歩(累計13349993歩)
  東京都下を横断する人見街道を、終点の新小金井街道との交差点から三鷹台駅付近まで歩いてみた。ほぼ並行している東八道路の整備が進み、交通量が格段に減った……のかと思いきや、結構多くの車が走っている。重要な幹線道路のくせに、府中市内は道幅が極端に狭い(若松町4丁目)ので、歩くにはあまり適していない。また、三鷹市東部に入ると道が左へ右へカックンカックン折れるので、迷うこと請け合い。車でも、あまり走りたくない道だ。
  おまけ写真。浅間山公園内の切り株に、毒々しいキノコが群生。食べたら、笑いが止まらなくなるだろう。
 
Chap698:Resume
2009/6/1 15768歩(累計13326571歩)
  先日受けたバイトの面接は、2社とも採用になった。35歳のバイト探しは苦労するのかなと思っていたが、思いのほか順調だ。これで、7月末までに24万程度の臨時収入が得られる公算が立った。上出来だ。まだもう少し空き日があるので、もう1社くらい応募してみようか。というわけで、今日は履歴書を買いに歩いた。徒歩3分のコンビニに売っているというのに、わざわざ3時間かける。
  今日の写真は、中村橋駅前の日高屋で食べた、タンメン(餃子セット)。まぁ悪くはないけど、福しんの敵ではない。ただ、餃子は福しんよりも味・ボリューム感とも良かった。
 
Chap697:Furious Fighting
2009/5/31 15530歩(累計13310803歩)
  今日は、友人と後楽園ホールで女子プロレス観戦の日。手に汗握る6試合を観戦した。メインは、松本選手と大畠選手のジュニアタイトルマッチ。体格で勝る松本選手が大畠選手を一方的に痛めつける展開となったが、最後の最後に奇跡の逆転フォールが……。なんだか、往年のスポ根アニメを見ているような気分だった。プロレスが8割方ショーだとしても、大畠選手の成長は著しい。今後への期待も高まる。
  おまけ写真。プロレスが終わった少し後、お隣のウインズ後楽園では、日本ダービーに熱が上がっていた。ターフィー君が手を振ってくれたので、思わずパシャリ。
 
Chap696:Where Is KANDA?
2009/5/30 15281歩(累計13295273歩)
  神田すずらん通りで、すずらんまつりが開催されていた。まつりといっても出店がたくさん出ているだけなのだが、人出は多い。土日の都心も、こうして少しは活性化した方がいい。ところで、神保町辺りを「神田」と呼ぶことに抵抗を感じる人もいるかもしれない。しかし、住所はしっかりと「神田神保町」。靖国通りに沿って、神保町から岩本町にかけてが神田の心臓部。むしろ、神田駅が「神田の端っこ」にあるのだ。
  おまけ写真。神田橋交差点の角に、誰でも自由に利用できる3on3コートがある。いつも誰かしら遊んでいるのだが、さすがに雨が降ったり止んだりの今日は無人だった。
 
Chap695:Route 130
2009/5/27 17947歩(累計13279992歩)
  国道130号線は、日本で2番目に短い国道。実延長、わずか480m。芝浦1丁目交差点に立ち、西側を見ると終点の芝4丁目交差点(JRガードの少し先)が、東側を見ると起点のゆりかもめ高架下(首都高の少し先)が、それぞれ見える(2枚の写真は、同じ場所で撮影)。東京港につながる重要な道路だとはいえ、480mではサマにならない。東側は、起点の先で道なりに右折すると、レインボーブリッジ経由で台場に達する。どうせなら、台場まで130号にすればいいのに。
  なお、日本一短い国道は神戸にある174号線で、200mにも満たない。上には上がいるもんだ。
 
Chap694:Loose Bowels
2009/5/25 13227歩(累計13262045歩)
  昨日から、腹の具合が芳しくない。ちょいと汚い話になるが、前と後ろから、同じようなものが出ている。私はもともと胃腸があまり強くないようで、しょっちゅうこのようなバグを起こすのだが、たいてい数時間で復旧する。しかし、今回のは一泊二日の小旅行。なかなか頑固だ。何が当たったのかな。思い当たるフシがたくさんありすぎて、逆に分からない。今日は歩くと決めた日だから、歩くことは歩いたのだが、10000歩を越えたのを確認して、早々と切り上げた。
  写真を1枚。この店は、あの暑苦しい(けど嫌いではない)気象予報士と関係があるのだろうか(中板橋駅付近)。
 
Chap693:Veteran
2009/5/23 20600歩(累計13248818歩)
  約1カ月ぶりに、千葉マリンスタジアムで野球観戦。平日なら行きがけに歩くのだが、土曜はデーゲームだから、歩くのは帰りがけ。プロ野球は交流戦に突入していて、今日はロッテvs中日戦を観戦。試合は凡戦気味だったけど、百戦錬磨の中日・立浪の打席を見られたのは嬉しかった。結果は、ボテボテのショート内野安打。これはこれで立浪らしい。
  おまけ写真。海老川を渡れる橋が見当たらず、困っていた(国道なら渡れるが、歩道に入り損ねた)のだが、海老川水門上を渡ることができた。結構通行者が多く、完全に生活道路になっている。歩行者&自転車のみ通行可能。
 
Chap692:Discord
2009/5/21 22755歩(累計13228218歩)
  昨日は朝から晩まで忙しく、実に濃密な一日だった。昨日・今日と連続での漫歩だったのだが、今日はなんだかずいぶん久しぶりに歩いたような気分だった。
  小平市の南西部に、西武国分寺線鷹の台駅がある。「鷹」は漢字表記なのだが、地名は「たかの台」と平仮名である。さらに、道路の名称も平仮名。しかし、一方でバス停名は漢字。この不一致は、いったいどういうわけなのか。地名が平仮名である以上、厳密には平仮名が正しいということになるのだろう。駅もバス停も、西武のもの。西武はひねくれている、という結論にしてしまっていいのだろうか。
 
Chap691:Double Orals
2009/5/20 15968歩(累計13205463歩)
  ふと思いついて、バイトを始めることにした。今日は、面接を2社ハシゴ。1社めが終わってから、2社めへ向けて歩いた。ただ、浜松町から、2社めの面接地・多摩センターまではさすがに歩けない。時間が許す限りという考え方で、代々木上原まで。おかげで、肩の辺りに塩のラインが浮き出たシャツで面接を受けるハメに。こりゃ、落ちたかな。バイトを入れなくても当座の生活には支障ないのだが、夏に北海道と四国と甲子園と歩き旅に行きたい事情を勘案すると、現有資金では少々心許ない。目標は、7月末までに20万の臨時収入!
  今日の写真。代々木公園内のバラ園が、目下見頃。
 
Chap690:Dumpling
2009/5/18 18597歩(累計13189495歩)
  北区西ヶ原は、内田康夫の人気シリーズ小説の主人公・浅見光彦が住むんでいる街。小説の中で、しばしば西ヶ原界隈の街なみが紹介されるのだが、浅見が好物としている団子を売る「平塚亭」が、実在していた。西ヶ原というより、住所的には上中里。駅も上中里が最寄りか。平塚神社の参道入口脇に店を構えている。卵が先か鶏が先か、平塚亭の女将さんも相当な浅見ファンらしく、店先にはこんな貼り紙がズラリと。
  おまけ写真。池袋駅近くの時習小学校(廃校)の跡地に建ったのは、帝京平成大学。味気ないビルだが、敷地内の子育地蔵を取り壊さずに残したのは、粋だなぁと感じた。
 
Chap689:Arson
2009/5/16 26321歩(累計13170898歩)
  草加駅の近く、吉町5丁目交差点の角に、「火あぶり地蔵」という、ちょっと曰くありげなお地蔵さんが鎮座している。かつてこの場所には火刑場があり、ここで火あぶりの刑に処せられた「草加版八百屋お七」を哀れんで村人たちが祠を結んだのが始まりだという。今はもうないそうだが、近くには「火あぶり橋」という名の橋もあったのだそうだ。
  おまけ写真は、綾瀬駅の運賃表示。綾瀬から神奈川方面へ行く場合、当然北千住乗り換え(黒字表示)よりも地下鉄乗り入れ→西日暮里乗り換え(赤字)の方が高いはずなのだが、なぜか鶴見だけは地下鉄経由の方が安い。不可解だ。 
 
Chap688:Fall To Pieces
2009/5/14 20197歩(累計13144577歩)
  JR南武線矢向駅の西に、横須賀線を跨ぐ形で江ヶ崎跨線橋が架かっている。『鉄の橋百選』(成瀬輝男、東京堂出版、1994)にも選ばれている、複雑なトラスの形状が印象的な橋だ。しかし、よく見ると橋の先に続くべき道路は寸断されていて、渡ることができない。80年以上に及ぶ使命を終え、掛け替えのために解体を待っているところなのだ。かつて橋の下に広がっていた操車場がなくなっているため、新しい橋はだいぶ小規模なものになる(約180m→80m)という。
  おまけ写真。今日は風が強かった。ガス橋上から多摩川を見下ろすと、強風で大きな波が立っていた。
 
Chap687:Over Look
2009/5/11 59515歩(累計13124380歩)
  2日目は、見所が満載。いい加減足が棒になりそうだが、1枚でも多く写真を載せたいので、泣き言はお預け。
  写真は3枚用意。その1:東青梅・青梅駅間の旧青梅街道は、シネマチックロードと名付けられている。この間には、昭和レトロな看板がたくさん掲げられている。その2:歩道がなくなったので仕方なく御獄渓谷に降りてみたら、実に清々しい風景が待っていた。国道に戻るまでの長い上り階段さえなければなぁ……。その3:奥多摩むかし道は、発電所から先は未舗装の獣道。中山浅間神社付近で木立の間から奥多摩湖(小河内ダム)が見えたときには、感動で身震いがした。
 
Chap686:Over Drive
2009/5/10 54901歩(累計13064865歩)
  冬が明け、だいぶ陽が長くなってきたところで、第4回目のチャレンジ漫歩敢行。半年以上のブランクが空いているせいなのか、それともGWの暴飲暴食でオーバーウェイト気味だったからなのか、結構早い段階で疲れが出た。最後には「歩く姿勢」で凝り固まって、屈むのも座るのもしんどいという状態。明日が思いやられるよ。
  写真を2枚。その1:旧甲州街道沿いにある西光寺に、近藤勇像が鎮座している。板橋駅前の墓といい、結構あちこちに縁があるんだな。その2:昭島名物の「くじら」は、商店街の愛称にもなっている(東中神駅前)。
 
Chap685:Maybe Tomorrow
2009/5/9 18663歩(累計13009964歩)
  明日出発を予定しているチャレンジ漫歩のための、今日は最終調整。ほんの軽〜い調整のつもりだったのだが、終わってみれば結構な歩数になった。雨続きだったためだいぶ日程が後ろにずれたが、明日からはピーカンの予報。気持ちよく歩けるはずだ。問題は、体調と体力。雨続きで満足な調整ができなかったのと、GW期間中の飲食が少々旺盛で、目下ややオーバーウェイト気味なのが、一抹の不安材料。
  写真を2枚。その1:千住大橋は、トラスのない上り車線側を歩いたのでは、風情も何もありゃしない。その2:飛鳥山公園に、モノレールのような乗り物が誕生しそうな気配。
 
Chap684:
2009/5/8 18090歩(累計12991301歩)
  雨が止み、雲間から薄日が射しているのを見て歩きに出たのだが、歩き始めた途端に雨がまた降り始めた。空の大半が鉛色の雨雲に覆われる中、ブラックホールのように雲が切れ、晴れ間が覗く部分がある(小平市上水南町2丁目)。だから、雨も降ったり止んだり。折り畳み傘は開閉するのも結構大変なんだからさぁ、降るのか止むのか、ハッキリしてくれよ。
  でも、こういう日には、決まってが見えるものだ(東村山市萩山町4丁目)。今さら虹を見て心ときめく歳でもない……と思っていたが、実際に虹を見ると、少年に戻ったかのように心が躍ってしまうものだ。
 
Chap683:Dramatic Gate
2009/5/2 25662歩(累計12973211歩)
  長らく改築工事中だった日大芸術学部キャンパスが、ようやく目処がつきそうな感じになってきた。新しいキャンパスは綺麗なだけでなく、校舎の形もどことなく幾何学的というか前衛的で、いかにも「芸術学部」という感じになっている。さらに凝っているのは、北側、江古田駅から少し離れたところにある出入口(門)に、「演劇門」なんていう名称が付されていること。もしかしたら、他にも面白い名称の門があるのだろうか。暇があったら探してみようかな。
  おまけ写真。いかにも曰くありげに置かれている(練馬区貫井5丁目)。
 
Chap682:46 ppm
2009/4/30 16293歩(累計12947549歩)
  一昨日ダブルでボツになったので、今月3軒取材の目標が達成できなくなった。今日、なんとか1軒取材したものの、GW後に5軒を残した。来月も、それなりに忙しくなりそうだ。
  神保町界隈の靖国通りには、「グリューネ・アレー」という愛称がつけられている。これは、ドイツ語で「緑の道」の意味。沿道では、決して大規模とは言えないながら、緑化プロジェクトが推進されている。神保町交差点角には、二酸化炭素の測定装置もある。今現在、測定値は46ppm。少し間をおいて再訪し、この数値が下がっていれば、プロジェクトは一応の成功と考えていいのだろうか。
 
Chap681:Double NG
2009/4/28 22211歩(累計12931256歩)
  今日は、取材のつもりで南浦和へ行ったのだが、諸般の事情でボツになった。仕方なく、徒歩で戸田公園に回る。ところが、こちらも該当店閉店で取材不能。これが締め切り間際の出来事だったらと思うと、冷や汗が止まらない。余裕を持って行動しておいてよかった。
  写真を1枚。JR南浦和駅の改札外に、ビニール傘の自販機があった。なるほど、これは盲点だったかもしれない。ただ、雨の日以外には一本も売れないというのが、少々辛いところだろうか。いったい、年に何本くらい売れるのだろうか。お望みなら、希代の雨男である私が、南浦和に住もうか?
 
Chap680:Turnover
2009/4/26 22594歩(累計12909045歩)
  本当は昨日歩きたかったのだが、相手が雨では敵わない。しかし今日は、雨雲一過のスッキリ快晴。絶好の漫歩日和となった。歩くには、今ぐらいの季節が一番いい。寒くも熱くもなく、それなりに陽も長い。
  今日の写真。永代橋は、時間帯によって車線(中央線)が変わる仕組みになっている。渋滞緩和策なのだろうが、混乱しないのかな。切り替わった直後には、橋の上にいる車は一時的に反対車線逆走になるわけで。切り替わるときには、一時的に上下線どちらも通れないタイムラグを設けてはいるのだろうけど。個人的には、あまり走りたくないタイプの道だ。
 
Chap679:Borrow The Name
2009/4/23 12396歩(累計12886451歩)
  1カ月分の取材を1週間にまとめると大変だということを、先週身をもって痛感したので、来月締切原稿の取材を今のうちから始めておくことにする。GW前後には旅に出る予定もあることだし、目標は今月中に3軒。
  今日の写真。小石川から大塚駅に至る道が、「千川通り」と称されている。えっ? 千川上水、こんなところまで続いていたの? と思ったのだが、調べてみたら違った。かつてこの辺りに流れていたのは、千川上水から分かれた谷端川。言ってみれば、親流である「千川」の名義を借りた格好だ。なら、「谷端通り」でいいじゃん、と思ってはいけないのだろうか。
 
Chap678:Lock Gate
2009/4/22 31201歩(累計12874055歩)
  東武線堀切駅のすぐ裏に、隅田水門がある。荒川と隅田川を結ぶ旧綾瀬川の、荒川側の出口だ。4枚の標識が高々と掲げられているが、いずれもあまり馴染みのないものばかり。なんとなく意味は分かりそうだが、船舶にはそれ専用の標識があるのだろうか。この水門を通って隅田川・荒川を往来する水上バスのツアーがある。水門は狭く、旧綾瀬川は水量も少ないので、操舵士の腕の見せ所なのだそうだ。
  おまけ写真を2枚。その1:東武線牛田駅前の公園にあるブランコは、ちょっとハイグレード。その2:富士そば北千住店は明日(4/23)、グランドオープン。ちょっと間が悪かった。
 
Chap677:Water Supplier
2009/4/20 24148歩(累計12842854歩)
  徹夜で頑張ってクリアした締切明けの漫歩ほど、清々しいものはない。ほどよい疲れを伴って歩けば、帰りの電車の中での至福ウトウトが待っている。
  以前に、玉川上水は四ッ谷まで続いている、と書いた。その、行き着く先を発見した。甲州街道から新宿通りが分岐する四谷四丁目交差点に、四谷大木戸跡という史跡がある。ここが、玉川上水の終点。この先、江戸市中へは、石樋や木樋で配水された。石碑には、発掘された石樋の石を使っている。ということは、新宿御苑トンネルこそ、かつて玉川上水が流れていた経路ではないか。おぉ、これは面白い発見だ。
 
Chap676:Drizzle Blues
2009/4/17 13178歩(累計12818706歩)
  今日で、ひとまず取材ラッシュは終わり。あとは、今夜から土・日にかけてひたすら「巣ごもり」して原稿を書くのみ。1本1本は短い原稿なのだけれど、1カ月分6本を一気に仕上げようとすると、これはなかなかに大変。マンネリにならないように気をつけないといけない。これらが全部終われば、来週にはうれしはずかし企画漫歩が待っている。
  今日も、小雨の中での漫歩になった。濡れた服をタオルで拭こうとして、公園の木の下でカバンをガサゴソやっていたら、突然風が吹いて枝葉に乗っていた雨粒をそっくり頭からかぶる。ダメな日って、こういうものかも。
 
Chap675:Cover Works
2009/4/16 20061歩(累計12805528歩)
  今日も明日も、取材取材。今週は取材ずくめだ。1カ月分の取材を1週間でやろうとしているのだから、忙しいのも無理はない。まぁ、漫歩の口実には最適。「企画漫歩」よりも「ついで漫歩」の方が、「交通費の浪費」を意識しなくて済む。
  今日の写真は、山手通り沿いにある目黒川船入場。かつて、荷を満載にした船が目黒川を往来し、この船着き場で荷を積み降ろしていたのだとか。それが、昭和初期のことだというから驚き。歴史って、意外に身近。今では、目黒川は荷積みの船が往来するほどの水量がない。手漕ぎボートですら座礁しそうなほどに、浅い。
 
Chap674:Efficient Life?
2009/4/14 23482歩(累計12785467歩)
  友人と、千葉マリンスタジアムへ野球を観に行く約束がある。その一方で、歩きたい願望も根強い。さらには、急ぎの取材にも行かなければならない。この3つをすべていっぺんに片づけられるとしたら、最高効率な一日になるだろう。しかし、そうは問屋が卸さないのが、私が雨男と呼ばれる所以。歩き始めてすぐに降りだし、一時的に止みはしたが、野球が終わって帰る頃には土砂降りになった。それでも、歩けて、取材が済んで、試合が成立したのだから、文句はない。
  というわけで、今日の写真はマリンスタジアムから1枚。雨の中、見事に完投勝利を挙げた楽天・田中マー君の力投
 
Chap673:Not Completely But
2009/4/13 15927歩(累計12761985歩)
  土・日と、歩きたくてウズウズする気持ちを抑えて、左足の養生に努めた。その甲斐あって、まだ腫れは残っているものの、痛みはほとんどなくなった。左の靴紐は限界まで緩めたままだが、歩いてもそう気になるような違和感はない。左足の腫れは、原因がいまだに分からない。こういうわけの分からない傷病は嫌だね。今週は結構忙しくなりそうなので、とにかく痛みがひいてくれたのは幸い。リハビリというと大袈裟だが、今日から漫歩、リスタート。
  今日の写真。階段の手すりは、まっすぐな方がいいような気がする(地下鉄大手町駅)。
 
Chap672:Chain Links
2009/4/10 24486歩(累計12746058歩)
  三鷹駅近くで、新しい仕事の打ち合わせ。その場で宣言したとおりに、歩いて帰った。三鷹から家まで、約25000歩。思ったよりも遠いんだなぁ。今回の仕事は、まったくもって予期していなかった人脈のツテ経由で私に回ってきた。まさかこういう展開に発展するとは思っていなかった。う〜む、友達は大切にせなばならん。意外なところにリンクされ、目の前の道が開かれる可能性がある。
  今日の写真。桜がまだ咲き残っているのに、すでにツツジも本格的に咲き始めている(武蔵野市中町1丁目)。ここからは、季節の進みが早い。アッという間に夏になりそうだ。
 
Chap671:Take Me Out To The Ball Game
2009/4/9 19738歩(累計12721572歩)
  今日は友人と、東都大学野球の春季リーグ戦を観戦しに神宮球場へ行った(もちろん、歩いて行ったのは私だけ)。プロ・アマを問わず野球観戦が大好きな私。今までは大学野球にはほとんど手を出さずに来たのだが、一昨年くらいから少しずつ観るようになってきている。それにしても、花の六大学に比べると東都は知名度が低いのか、バックネット裏でさえガラガラの閑散ぶり。でも、おかげでバックネット裏の特等席で観戦することができた。このアングルで野球を観るのは久しぶり。写真は、我らが中大のウイニングシーン。3回以降は防戦一方だったけど、なんとか逃げ切った。
 
Chap670:HARU-URARA 6th Season
2009/4/8 14652歩(累計12701834歩)
  旅先で傷めた左足がまだ完治していないのだが、グズグズしていると桜が散ってしまうので、無理矢理歩きに出た。今年の花見は、両国の横網公園で。もうすでに満開の峠は越え、盛んに散っているタイミングだったので、桜の木を見るよりも足元の花びら絨毯を眺めた方が綺麗。あるいは、一陣の風が吹くたびに舞い散る桜吹雪か。いずれにしても、間に合って良かった。今年は珍しく「花散らしの雨」が降らなかったから、桜も長持ちした。
  咲きっぷりで言えば、江戸東京博物館の駐車場入口の桜並木の方が良かった。こちらは、今まさに満開
 
Chap669(烈風烈火編37):Starchy Sauce
2009/4/5 30236歩(累計12687182歩)
  名古屋には名物料理がたくさんある。今回は、パスタデココ愛知豊山店で「あんかけスパゲティ」にチャレンジしてみた。20種ほどあるメニューの中から、今回は「ほうれん草ホワイトソース」をチョイス。ま、マズくはない。ただ、これは東京では流行らないなぁ、と思う。アルデンテもへったくれもない、ソフト麺のような太麺、スープパスタと普通のパスタの中間のような、ファジーなソース加減。でも、同じくパスタ系の名古屋名物「鉄板ナポリタン」があったので、もう1回は入ってみてもいいかな。ちなみに、パスタデココは、カレーの「Coco壱番屋」の姉妹店。将来的には、東京進出もあるかも。
 
Chap668(烈風烈火編36):OSAKA Barrier
2009/4/4 16679歩(累計12656946歩)
  とうとう、嵐になった。平地では雨だけだったが、逢坂山にさしかかると急に風が強くなった。服も荷物も、びしょ濡れ。難所だからこそ、関所を設けたのだろうか。おまけに、国道1号は逢坂の関跡の先で、いきなり歩道が消える。これは怖いって。反対車線側には歩道があるが、すぐには渡れない。300mほど歩道なし区間を歩いた(しかも嵐の中)だけで、すっかり戦意喪失。石山駅まで歩くはずが、大津駅で終了。
  おまけ写真。序盤に立ち寄った京都の観光スポットを2カ所。八坂神社と、知恩院。知恩院は「鶯張りの廊下」が有名だけど、非公開なのね。残念。
 
Chap667(烈風烈火編35):6 Lanes
2009/4/4 13301歩(累計12640267歩)
  朝から小雨が降ったり止んだりの、嫌〜な天気。旅先で天候が悪化することには慣れているけれど、だからこそ「またか」と深く落胆する。まぁ、小雨くらいだったらいい。4〜5日旅をしていれば、1日くらいは雨だって降るのが妥当というもの。要は、嵐にさえならなければいい。雨だけか、風だけ。
  写真を2枚。その1:大阪の大動脈・御堂筋は、6車線の一方通行。眺めていると壮観だが、両端の車線と中央の4車線との間に分離帯があるので、右左折に苦労しそうだ。その2:野江公園では、そろそろ桜の満開が近い。東京に帰ってからの花見漫歩、大丈夫だろうか。
 
Chap666(烈風烈火編34):Deep Inlet
2009/4/2 37216歩(累計12626966歩)
  折尾駅を支点にして、JR鹿児島本線と筑豊本線が、並行して走っている。比較的近いエリアを併走しているのだが、行こうと思うと意外と遠い。なぜなら、両者の間には奥洞湾が深く深く入り込んでいるからだ。たとえば、戸畑駅(鹿児島本線)から若松駅(筑豊本線)までは、直線距離だと約1km。しかし、この駅間を歩こうとすると折尾駅まで迂回しなければならない。若戸大橋が架かっているけれど、これは自動車専用。
  しかし、歩行者にも救済策はある。それが、若戸渡船。橋の代わりに、渡し船が結んでいる。所要時間、3分。便も利用者も、なかなか多い。自転車を積んで渡る人も見受けられた。
 
Chap665:Kid’s Turn
2009/3/31 11974歩(累計12589750歩)
  大山駅前の1000円床屋で髪を切ろうと思ったのだが、店先に停めてある自転車の大群を見てうんざりした。そうか、今日は平日だけれど、子供たちは春休みのまっただ中なのだ。待合席が足りなくなるほどの混み具合だったので、潔く諦めた。しかし、ブラブラ歩いているうちに大塚駅前でさらに安い950円床屋を見つけた。あまり子供が寄りつきそうにない雰囲気だったので覗いてみると、4人待ち。それくらいなら、なんとか。というわけで、ようやく春らしい髪型になったのだった。
  おまけ写真。近藤勇の墓が、板橋駅の真ん前にあるとは知らなかった。
 
Chap664:Fountain
2009/3/30 31963歩(累計12577776歩)
  橋本まで迂回するのが億劫で近道を探していたら、期せずして鶴見川の源流地に行き着いた。この、なんの変哲もない小さな池が、その源流だという。確かに、目を凝らして水面を眺めてみると、底から沸々と水が湧き、穏やかな波紋を描いている。大河の最初の一滴って、なんだか素敵(鶴見川は大河ではないが)。こういう源流地巡りも、なかなか楽しい。ちなみに、矢部駅前から鶴見川源流地を経て唐木田へ至る道は、ショートカットルートとして通る車が結構多い。大型車のすれ違いは困難な狭い道なので、歩くときには注意が必要だ。
  おまけ写真。相模大野駅では、エキナカ花見が楽しめる。
 
Chap663:Unpleasant Final
2009/3/27 17473歩(累計12545813歩)
  午後2時半で、いきなり放り出された。どうも、主任の虫の居所が悪かったようだ。思えばこの3カ月は、ひたすら主任の虫の居所が良いか悪いか、顔色を窺いながら仕事をする毎日だった。なにしろ暴力的で独善的。言っていることはいちいちごもっともなんだけど、「そんな皆まで言うか?」と思ってしまう。とにかく他者に「筋を通させる」のが大好きで、筋が通らなければ飲み会にも参加しない。プライベートな飲み会に、筋は必要? そんなわだかまり続きな日々も、今日で終わりだ。
  写真を1枚。この季節、銀杏並木は寒々としている。青山通りの、神宮外苑入口
 
Chap662:Feel The Spring Sound
2009/3/24 13934歩(累計12528340歩)
  3月に入って、また一段と時の流れが速く感じるようになってきた。そう感じているうちに、早くも3月は残り1週間。こんな調子だと、アッという間に1年が終わってしまうだろう。危険だ。まだまだやりたいことがたくさんあるのだから、時間はできる限りゆっくり流さなければならない。そのためには、1に怠けないこと、2に楽しむこと、3・4がなくて、5に苦しみ悩むこと。これを意識したい。
  今日の写真。桜の足音がすぐ背後に迫ってきた。中野通り沿いの桜の名所・新井薬師公園に、提灯の灯が入った。そろそろ、今年の「HARU-URARA」漫歩の行き先も考えないと。
 
Chap661(烈風烈火編33):Opening Game
2009/3/21 16884歩(累計12514406歩)
  夏の甲子園は毎年観戦に行っているが、春は今年が初見参。ちょうど3連休に開幕を迎えたので、開会式と、その後の3試合を観戦してきた。開会式の演出は、年々ハデになってきている。今年は、入場が終わったところでハデに爆竹が轟き、まるで手品のように万国旗形式の旗が現れた。もやがかかっているように見えるのは、爆竹の煙のため。なお、今回の歩数には、球場内歩行分(約4000歩)も含まれている。ルールに則っていることだから断る必要はないのだが、念のため。
  おまけ写真。終点の大物駅から、昨日開通したばかりの阪神なんば線に乗った。運賃がえらく高いね。
 
Chap660(烈風烈火編32):
2009/3/20 21362歩(累計12497522歩)
  JR高山本線と名鉄各務原線が並行して走るエリアを歩いた。こういう区間を歩くと頻繁に駅前に出るから、駅そば探しが捗るし、漫歩にも達成感があってよい。あまり駅間が長すぎる区間を歩くのは、精神衛生上よくない。その道中に、桜が綺麗な各務原市民公園があるとなれば、なおさらだ。この日、東京ではようやく桜の開花宣言が出されたところだったが、岐阜ではもう花見ができるほどに咲き誇っていた。空の青、芝生の緑とのコントラストが綺麗で、広報誌の表紙を見ているような気分だった。満開なら、さぞかし見ごたえがあることだろう。
  おまけ写真も市民公園から。色とりどりのパンジーの花。
 
Chap659:Obstacle
2009/3/19 10288歩(累計12476160歩)
  今日は木曜日なので、恒例の「歩いて帰る日」。ただ、旅立ちの前夜ということもあり、10000歩を越えたところで終了、と決めていた。否、原宿を経由して代々木まで歩けば10000歩くらいになるだろうと踏んだ。しかし、蓋を開けてみると、原宿到着の時点で約7000歩。このまま代々木へ北上したのでは10000歩に到達しそうにない。そこで、東へ大きく迂回し、予定外の遠回りをすることになった。なかなか計算どおりにはいかないものだ。
  今日の写真。道路の真ん中に、巨木一本。これじゃ、車は通れません(世田谷区羽根木1丁目)。
 
Chap658:18 Ticket
2009/3/17 13703歩(累計12465872歩)
  帰りがけに、2つの用事を済ませた。代田橋駅前のみずほ銀行ATMで現金をおろし、その金をそっくりそのまま東中野駅へ持っていって「青春18きっぷ」を購入。これで、今週末に予定している春旅第一弾の準備が整った。あとは、雨が降らないことを祈るのみ。
  ところで、近年は青春18きっぷユーザーも年齢層の幅が広がってきた。旅先でいろいろな人と話していて、面白いことに気づいた。「青春18きっぷ」を略するときには、比較的若い人は「18切符」と呼ぶのに対し、年輩の方は「青春切符」と呼ぶ。私も、いずれ「青春切符」と呼ぶようになるのだろうか。
 
Chap657:Ravine Generation
2009/3/15 19045歩(累計12452169歩)
  豊田駅から多摩動物公園にかけては、大学時代に日々通った道筋(もっとも、当時は歩きではなくバスだが)。しかし、この10数年の間に、街の様子は一変した。というか、多摩都市モノレールができたことですべて変わった。私の在学当時には、多摩動物公園から多摩センター方面へ抜けるには中大正門前まで回らなければならなかったのだが、モノレールができて、その下に綺麗な道も整備された。在学中にモノレールと道路ができてくれたら……と、何度思ったことか。私たちは、本当に「谷間の世代」なんだなと思う。
  おまけ写真。多摩動物公園は、今年で開園50周年。
 
Chap656:10m
2009/3/10 14333歩(累計12433124歩)
  杉並区和泉2丁目。閑静な住宅街の一角に、こんな標識が立っている。この先10m、進入禁止。一方通行出口だ。よく、100mとか、200mとかいうケースでは見かけるのだけれど、10m手前でこの標識を出す意味があるのか。そもそも、「10mだけなら進入してもいいよ」とする意味があるのか。
  しかし、実は意味がある。この10mの間に、テニスコートの駐車場出入口があるのだ。つまり、テニスコート利用者が不便にならないようにするため、路地を10mだけ対面通行にし、駐車場出入口から先を一方通行としているのである。なんとも、小粋な計らいである。
 
Chap655:Flood Control
2009/3/8 32393歩(累計12418791歩)
  川崎市麻生区王禅寺。車で訪れると、必ず道に迷う場所だ。この辺りは山を切り崩した新興住宅地と、谷間の古い住宅地が混在している。まっすぐ伸びる目抜き通りがない。幹線道路も路地も同じ広さ。目印になるような建物もない。どの街区も同じような街並み。これじゃあ迷うよ。山がちな土地だから、治水はかなり大変な様子だ。あちこちに調整池がある(般若面調整池)。王禅寺に限らず、この辺りでは地下に調整池があるマンションも珍しくない(青葉区たちばな台1丁目)。
  おまけ写真。藤が丘・市が尾間には、すごく見晴らしの良い場所がある。こういう環境なら、住んでもいいな。
 
Chap654:Bulbul
2009/3/7 20797歩(累計12386398歩)
  谷中墓地の中にあるちょっとした園地のベンチに腰掛け、タバコを吸って休んでいたら、一羽のヒヨドリが舞い降りてきた。よりにもよって、私が座っているベンチのすぐ脇、私が使っていたスタンド灰皿の上に覆い被さるようにとまる。まるで「おまえには灰皿は使わせんぞ!」とでも言わんばかりだ。なかなか立ち去らない。カメラを30cmくらいまで近づけても逃げない。警戒心、ほとんどゼロの鳥なんだな。おかげで、なかなかいい写真を撮ることができた。
  おまけ写真。花粉症の人は見たくないだろう、杉の木。枝の分かれ方が面白かったので(新宿区筑土八幡町)。
 
Chap653:Invisible Reservoir
2009/3/5 15422歩(累計12365601歩)
  東京都心の外郭をグルッと回る、環状七号線。その地下40mに洪水対策用の調節池が埋まっていることを、ご存じだろうか。調節池の大きさは、全長4.5km、内径12.5m。池というより「トンネル」と称した方がしっくりくるような形態。増水時の神田川の氾濫を防ぐためのもので、環七と神田川の交差点角に取水施設がある。方南町駅の少し南側。ここから野方駅近くまで、環七の下を延々と地下トンネルが続いている。神田川だけでなく、善福寺川・妙正寺川にも取水施設が設置され、各河川の氾濫を防いでいる。実際、台風などによる家屋浸水等の被害は、調節池稼働後は激減しているのだという。
 
Chap652:Outsider
2009/3/1 31655歩(累計12350179歩)
  綾瀬駅南口から、JR常磐線の線路に沿って西へ歩くと、いきなりお堀のような水路の畔に出る。アオコが浮いていて水は汚いけれど、迫り出した木道は子供たちが網などを持ってわいわいと駆け回りそうな雰囲気だ。しかし、実はこの水路の向こう側(写真左側)には、死刑確定囚を含む約3000人の刑事被告人を拘置する東京拘置所がある。府中刑務所とは比べものにならないくらいに規模が大きく、また物々しい雰囲気だ。当たり前の話だが、私は一生、この中には入りたくない。塀を一枚隔てるだけで、住む世界があまりにも違いすぎる。
  おまけ写真。半熟卵のようにとろける夕陽(千住新橋上)。
 
Chap651:Singin’ All Night
2009/2/28 12997歩(累計12318524歩)
  こんなはずではなかった。軽く飲んで帰るつもりだった。前夜18時に明大前で飲み始め、気がつけば終電。それから下北沢へ移動し、朝までカラオケ。ガラガラの喉を抱えて駅前で散会したのが、04:50。それから歩いて自宅まで帰る。30代半ばにしてこういう遊び方ができてしまう自分に、拍手。
  飲み過ぎとタバコの吸いすぎで頭が痛む中、自宅までの所要時間は約2時間。歩き始めたときには空は真っ暗だったが、中野坂上辺りで白明を迎え、要町駅近くで東の空を見ると、ビルの間から太陽が昇ってきていた。久々の日光が、まさかこんなシチュエーションで浴びることになるとはね。
 


戻ります。