Fの足跡27(Chap521〜540)

 
Chap540:Squall
2008/7/12 13521歩(累計10138172歩)
  明治通りを快調に南下していたら、急に雲行きが怪しくなってきた。生暖かい風に梢がざわめき、ポツリと一滴頬に落ちたかと思えば、次の瞬間には土砂降りになった。「こりゃやばい」と思い、雑居ビルの玄関先に避難(渋谷区神宮前6丁目)、嵐が収まるのを待った。
  雨も酷かったが、風の方はさらに強烈だったようだ。晴れ間が戻った後に恵比寿ガーデンプレイスに行ってみたら、ガーデンプレイスのシンボルの一つ・プラタナス並木が軒並み倒れていた。10本以上、根こそぎ。日本の気候も、いよいよ熱帯性になってきたなぁ……。
 
Chap539:Mr.Crank
2008/7/9 18072歩(累計10124651歩)
  一度失った信用を取り戻すのって、本当に難しい。ゼロから信頼を得るのは、私にとっては朝飯前。一度得た信頼を失墜させることも簡単だし、一瞬でできる。それなのに、再度信頼を得るということは極めて困難。最近、つくづくそう感じる。
  困ったことに、私のヘソはこれでもかとばかりに曲がっている。だから、簡単に得た信頼を、好きこのんで壊すような言動をとることがある。あまりにもたやすく手に入る「信頼」を、私が信頼していないということだろうか。1日で壊せる信頼は、ウン十。1日で再構築できる信頼は、せいぜい1つ。これじゃあ追いつかないよ。困ったもんだ。
 
Chap538:Mind Your Head
2008/7/7 14544歩(累計10106579歩)
  玉川上水が面白い。歩けば歩くほど、探れば探るほど新しい発見が生まれる。今日は代田橋・笹塚の玉川上水緑道を歩いてみたのだが、やっぱり面白い発見があった。代田橋・笹塚間には、首都交通の大動脈・環七通りが走っている。当然、環七通りが緑道を寸断する形になるのだが、親切なことに「環七横断地下道」が整備されている。この地下道が面白い。
  論より証拠、写真をご覧あれ。高さ1m60cmくらいのところに、鉄管がニョキッと横切っているのだ。頭上注意どころか、眼前注意。おそらく水道管かガス管かだろうが、どうしてこんな造りになってしまったのか、不思議でならない。
 
Chap537:Polka Dot
2008/7/5 22443歩(累計10092035歩)
  今日は取材で高崎へ。その帰り、高崎スタートで歩くという考えもあったのだが、なにしろ交通費が勿体ない。そこで、大宮まで戻ってから改札を出て、漫歩スタート。エキナカ取材だからこそ可能な「チョンボ」だ。「清貧」を旨に生きたいのは山々だが、なかなかそうは問屋が卸さないのが現実だ。少々のチョンボには目をつぶってもらわないと、食べていけない。
  写真を2枚。その1:実在しました、「ミズタマーチ」(北与野駅付近)。その2:やたらとうねる「導流帯」。いかにも危なそうな感じが出ている。確かに、急に道が狭くなる、危険な交差点だ(さいたま市浦和区東岸町)。
 
Chap536:Give Me Sunshine
2008/7/3 15022歩(累計10069592歩)
  ようやく、空が明るいうちに会社を出られるようになってきた。本来なら、先週から定時ピタリ上がりのはずだったのだが、大惨事トラブルが発生したおかげでこのていたらく……。
  それでも、これからは歩いて帰る日が多くなるだろう。めでたしということで、今日は方南町から中野富士見町駅にかけて、神田川沿いを歩いた。この辺りの神田川はかなり上流部になるので、川幅が狭い。魚が頻繁に水面に踊り、鴨たちが悠々と羽を休めている。なかなか「神田川」のイメージとはかけ離れた光景だ。23区内でこういう風景を楽しめる場所って、貴重だな。
 
Chap535:Railroad Siding
2008/6/28 23870歩(累計10054570歩)
  立川から多摩都市モノレールに沿って北上していくと、高松駅付近で高架線路が二手に分岐する。「あれ? 多摩都市モノレールには枝線はなかったよな」と思い、引き込み線と思われる方の線路をさらに辿る。すると、500mほどでさらに二手に分岐。というか、上下線の線路間隔が開き、間にビルが一つ割って入る。このビルこそが、多摩都市モノレール本社だった。本社ビルに隣接して、運営基地(車庫)がある。高架線路ばかりを走る多摩都市モノレールだが、この基地内では地平を走る。どことなく滑稽なその姿を眺めたかったのだが、残念ながら壁に覆われていて見えなかった。
 
Chap534:My Nature
2008/6/21 13829歩(累計10030700歩)
  自宅にいて、腹が減ったけれど冷蔵庫にロクなものがない。こういう場合、普段ならカップラーメンを保管しているダンボール箱を漁るのだが、ふと「土曜日はギョウザ100円セールだったな」と思いつき、駅前の福しんへ。思えばこの3週間、週4回くらいこの店で食べている。帰りが遅くて駅そばの類が閉まっているというのが理由だが、ほぼ全メニューを制覇しそうな勢いだ。
  出不精なくせに、ひとたび外に出ると素直には帰らないのが私の性分。新荒川大橋上から草野球などを眺めているうちに、雨が降り始めた。こんな休日も、たまには悪くない。
 
Chap533:Masterpiece St.
2008/6/15 20582歩(累計10016871歩)
  墨田区亀沢付近、JR総武線の北側に「北斎通り」と冠せられた道路がある。古今東西の画家の中で、私が最も敬愛する葛飾北斎の生誕地であることに因んでいる。以前に公衆トイレが北斎仕様だと紹介したことがあったような気がするが、それだけではなく、街灯の根本部分に北斎の絵(もちろんコピー)が掲出され、絵画鑑賞しながら街歩きができる。有名な富岳三十六景の中から、特に私が好きな3枚を紹介しておこうか。1:定番の神奈川沖浪裏。2:駿州江尻。3:遠江山中
  で、厩橋。かつては、この辺りからでも富士山が見えたんだなぁ(御厩川岸より両国橋夕陽見)。
 
Chap532:Week End
2008/6/13 18371歩(累計9996289歩)
  3週続けての土曜出勤。かつては週休1日制だったということを考えればそう辛いことでもないはずなのだが、慣れというのは怖いものだ。もうすっかり、「土曜日はオフ」が体に染みついてしまっている。とは言っても、私の場合は基本的にカレンダーに縛られないはずの人種。だからなおのこと辛く感じるのか、それとも単に勤労時間が異様に濃密なだけなのか。あるいは、年齢的に体力のピークを越えてしまったということなのだろうか。そうは思いたくないのだけれど。
  いずれにしても、土曜出勤は今週が最後(になると思われる)。あと、もうちょっとの辛抱だ。
 
Chap531:Toy ★ Box
2008/6/8 29141歩(累計9977918歩)
  1996年から4年の間は「隣町」だった、坂戸。今日、約10年ぶりに訪れたのだが、様相は一変していた。北坂戸のダイエーがなくなったとか、駅にペデストリアンデッキがついたとか、そういうことではなくて。「隣町」として接していたときには見えなかったものが、次々と目に飛び込んでくる。改めて歩けば、坂戸はまるで「おもちゃ箱」のような、楽しい街だった。
  写真を3枚。その1:とっても素敵な園児バス、発見(坂戸市仲町)。その2:坂戸市のオフィシャルマスコット・さかっち(坂戸駅前)。その3:ブックオフへの対抗意識メラメラですね(坂戸市日の出町)。
 
Chap530:Playing Chess
2008/6/7 22190歩(累計9948777歩)
  2週続けての、土曜出勤。もう、メチャクチャ忙しい。なにしろ素人集団での作業だから、「これは任せた! よろしく!」ということができない。1日に100回以上、「これ終わりました。次は何をしますか?」と聞かれる。順番待ちの番号札を発行したいくらいだ。思いつきで仕事を与えると、5手先で行き詰まったりする。だから、常に5手6手先を考えて次の仕事をサーブしなければならない。日がなチェスをやっているような気分だ。あと2週間、耐え抜けるだろうか。
  今日の写真。そろそろ、私の大好きな花・紫陽花の季節ですね(練馬区桜台4丁目)。
 
Chap529:Meaningless Death
2008/6/2 13996歩(累計9926587歩)
  午後6時。すでに今日やらなければならない仕事はほぼ終わり。あと、3分で片づく仕事が終われば、帰れる。それなのに、なぜか会社を出たのは7時過ぎだった。書類に上司のハンコが必要なのだが、上司が長電話をしていてなかなか取り合ってもらえず、3分でできる仕事を始めるまでに1時間近くを要した。別に忙しくて残業がかさむのはいいんだけどね、これじゃあまったくの犬死にだ。
  夜遅くから雨という予報が出ていたので、思いっきり早足で帰った。こうすれば、明大前からでも15000歩を切れるのだな。それが分かったことが、今日唯一の収穫か。
 
Chap528:With a Splash
2008/6/1 24312歩(累計9912591歩)
  最近、川端歩きに凝っている。カルバートボックスが埋まっていそうな緑道を見つけると、歩かずにいられない。
  今日は、江戸時代に四ツ木から亀有まで人工的に掘られた水路・曳舟川の跡地(曳舟川親水公園)を歩いた。曳舟川親水公園が面白いのは、区間によって表情が一変するところだ。子供たちが水しぶきを上げて遊ぶ水場あり、体験水田あり、駐輪場として有効利用されているところあり、ザリガニ釣りが楽しめる場所あり、そしてハナショウブが群生するところあり。都会に暮らし子供たちに、自然の醍醐味を教えるのにピッタリの好スポットだ。
 
Chap527:Hunch
2008/5/28 16494歩(累計9888279歩)
  定期があるのに、2日連続で歩いて帰る(昨日は馬場までだが)。明日以降、突如として忙しくなりそうな予感がしたのと、天候が崩れそうな予感がしたのと。ダブルで襲ってきた嫌な予感が、歩くモチベーションになった。幡ヶ谷からだと1万歩チョイチョイで帰れてしまうのだが、明大前からだと最低でも15000歩は越える。このくらいが、帰宅漫歩には最適な距離だろうか。
  今日の写真。立正佼成会の法輪閣と、大聖堂。この一帯には立正佼成会に関連した変わった形状の建物が多く、奈良県天理市さながらの「宗教街」を形成している。
 
Chap526:No Through
2008/5/27 13714歩(累計9871785歩)
  5/22の漫歩で玉川上水を取り上げたら、ふと新宿側を突き詰めてみたくなった。そこで、幡ヶ谷駅前から玉川上水緑道をずっと歩いてみる。すると、文化女子大学の玄関先で甲州街道の歩道にほぼ合流した。街路樹の間の部分が、玉川上水。左側が甲州街道の歩道。右は文化女子大学。その先、緑道は一般道となって甲州街道のすぐ南側を東に進み、東京南新宿ビルに突き当たって行く手を遮られた。私の追跡が確かなら、玉川上水跡はこのビルの下に続いているはずだ。JRの線路を潜り、四ッ谷まで。新宿から先も、機会があったら追跡してみたいものだ。
 
Chap525:Pinch Hitter
2008/5/24 17432歩(累計9858071歩)
  本来なら、今日は三軒茶屋でランチを楽しむはずだった。しかし、行こうと思っていた店がいつの間にか土日休みになっていてアウト。急遽、吉祥寺「ラ・パウザ」の出番となった。パスタ&ピザの店だが、行き当たりばったりで決めた代打にしてはそこそこよかった。特に、スモークサーモンのパスタが香り高くて美味かった。三遊間のクリーンヒットだ。
  おまけ写真。らんとう坂下に、「ちょっと危ないかな」と思える急カーブがある。でも、がいれば大丈夫。なまじ「徐行」と朱書きされるよりも、この方が目立つし、「何だ?」と思ってスピードを落とすのではないだろうか。
 
Chap524:Culvert
2008/5/22 11417歩(累計9840639歩)
  京王線の定期を買おうと思い笹塚駅へ行ったものの、「もうすぐ土日じゃん」と思い直した。週明けに買うことにして、今日はとにかく1万歩を越えるまで歩こう。
  笹塚駅から観音通り商店街を南へ歩くと、小さな川の畔に出る。これがなんと、玉川上水だという。大部分が暗渠化されているのだが、僅かながらも開渠部があり、サラサラとした流れを見ることもできる。ちなみに、この先玉川上水は甲州街道に沿って四谷まで続くのだが、幡ヶ谷・新宿間の一部は京王線の地下化用地に転用されている。つまり、京王線はかつて玉川上水が流れていた場所を走っているということだ。
 
Chap523:Anyway
2008/5/21 16403歩(累計9829222歩)
  舞台がいくら変わっても、どのみちこういうことになるんだ。幡ヶ谷で感じていたのとはまた違った意味での、居づらさ。どうも私は組織の一員になることに向いていないような気がする。営業に向かないとか、スポーツに向かないとか、感じたことがある人は多いと思うけれど、私の場合は組織に向かない。裏を返せば、協調性がないということになるのだろうか。
  とにかく、自分の「立ち位置」が分からない。満員電車の中で、足場がなくて片足のつま先だけで立っているときの、あの不安定感。音痴な人のカラオケを絶えず聴かされ続けているときの、あの苛立ち。それがチームワーク? 無理無理。
 
Chap522:Nice To Meet You!
2008/5/18 22941歩(累計9812819歩)
  日曜だというのに、今日も仕事。でも、小田原まで取材に行くとなれば、望むところだ。日曜仕事も悪くない。1時間でパパッと取材を済ませ、午後はひたすら歩いた。小田原城へは昨秋行っているのだが、その時には時間外で見られなかった象の梅子さんに会いに行った。もうだいぶ年だと知っていたけど、なんのなんの、まだまだ鼻ホースで水をまき散らすくらいの元気はある。初めまして、梅子さん。
  おまけ写真。開成駅近くの路上で、色とりどりの薔薇が咲き乱れていた。あまり好きな花ではないのだけれど、これだけ綺麗だと見とれてしまう。
 
Chap521:Double Caution
2008/5/15 19522歩(累計9789878歩)
  砧から永福を経て高円寺まで続く、不自然に一直線な道路「荒玉水道道路」があるということは、Chap92で紹介したとおり。この道路には、その名から類推できるとおり、水道の本管が埋設されている。多摩川の水を野方配水所と、Chap194で紹介した「トマソン」こと大谷口配水所へ送水するために造られた水道だ。大谷口配水所はその後解体されたが、野方配水所はまだ残っているらしい。近々、見に行きたい。
  この道路、埋設水道管破損防止の観点から、4t以上の車は通行禁止になっている。しかし、こんな場所に看板を立てても、意味ないなぁ。ここは普通車でも入れないって。
 

戻ります。