Fの足跡21(Chap401〜420)

 
Chap420:Faraway
2007/8/5 26551歩(累計7860852歩)
  だいぶ遠くなるだろうことは、分かっていた。しかし、午前3時半に家を出て、まさか到着が7時半を過ぎるとは思わなかった。まったく、辺鄙なところに引っ越してくれたものだ。前回の漫歩でデジカメが壊れた云々の話をちょっと書いたが、今日は代替のデジカメを借りるために実家へ行った。でも、さすがにこの距離だとおいそれと歩いていくこともできなさそうだ。
  今日の写真は2枚。その1:練馬名物(?)の、谷原ガスタンク群(練馬区谷原1丁目)。その2:保谷駅西の、車がすれ違えない踏切。これだけ広い踏切ですれ違えないのは、かなり危険。車庫が近いため、11本ものレールを挟んでいる。
 
Chap419:Gloomy Freedom
2007/8/3 17867歩(累計7834301歩)
  あまり居心地のよすぎる組織に長居するというのは、どうも私にとってあまりよくないことのようだ。「安定」「安穏」「安泰」の三拍子が揃った生活に首まで浸かった影響で、3カ月前には喉から手を出して渇望していた「自由」が、今ではとても重く、苦しいものに感じられる。ところで、今日は壊れたデジカメ(モニターが壊れただけで、撮影はできる)を修理しに、以前に一度行ったコニカミノルタフォトスクエア(新宿カワセビル)に行ったのだが、どうも移転したらしく、所在不明。本当は甲子園ツアーの前に修理してしまいたかったのだが。今の状態で甲子園に行くことに一抹の不安を覚える。
 
Chap418:Frontier Spirit
2007/8/1 17508歩(累計7816434歩)
  昨年3月にゆりかもめが豊洲まで延伸し、同時に付近の道路も供用開始された。私のような徒歩組にとって大きいのは、有明北橋の開通だ。これによって、お台場エリアがグンと身近になった。それにしても、有明〜豊洲間のゆりかもめは、駅間が短い。1駅くらいだったら、歩いた方が早いくらいの世界だ。周辺はまだまだ開発途上だが、首都高の新路線の建設が進められているし、なんとも気の早い予定地もある。近い将来、劇的な変貌を遂げるのだろう。
  おまけ写真。前回に続いて、納涼盆踊りのステージ。鉄砲洲児童公園にて(中央区湊1丁目)。
 
Chap417:Cool Breezes
2007/7/28 22495歩(累計7798926歩)
  南池袋の焼肉バイキング「喰喰」でのランチ会ついでに歩いた。超満腹時に漫歩するのはあまり体によくなさそうだが、ひきこもり癖がある私は外出ついでになるべく漫歩するように心がけている。今日はピーカン照りの真夏日。じっとしているだけでも汗が滝のように流れる。当然、街には涼を求める人がたくさんいるわけで、見ているだけで涼しくなる光景を拝むことができた。その1:十条駅前に設営された、盆踊りのステージ。その2:清水坂公園の水場は、親子連れに大人気。
  おまけ写真も十条駅前から。道路標識を埋めるわけにいかないので、苦肉の策を講じて舞台設営。なんだか笑える。
 
Chap416:It’s Shimmering
2007/7/27 14407歩(累計7776431歩)
  巷では、別れの季節は3月と相場が決まっている。しかし私の場合、7月にその季節がやってくる。特にここ3〜4年は。そして、昨年まではイニシアチブが私にある別れが多かったのだが、今年は逆のパターンが続いている。イニシアチブなき別れは、より一層辛いことだと頭では分かっているのに、どこか他人事のような感じがして、まるっきり実感が湧かない。まるで、うだるような暑さに根負けしてゆらめく陽炎のように。
  今日の写真。水道橋駅付近から神田川を眺める。結構味わい深い峡谷美を醸し出しているように見えたのは、別れの後の実感なき感傷があったからだろうか。
 
Chap415:Evening Cicada
2007/7/24 23391歩(累計7762024歩)
  今日も引越&後片付け。力仕事で汗を流した後には、木陰での避暑が好適。そう思って、昔よく父に連れられて来た城山公園を散策した。昔はフィールドアスレチックゾーンでばかり遊んだものだが、山頂の方には鬱蒼とした散策路郭の跡もある。南北朝〜戦国時代の城跡だが、誰の城だったのかは不明。さらに印象に残ったのは、蜩と蝉の競演。紫陽花が咲く中(この時点ですでに違和感たっぷり)、互いに譲らずに声を張り上げていた。やや、蜩が優勢だっただろうか。
  おまけ写真。かつてはドブ川の代名詞だった黒目川に、釣り人の姿が戻った。環境改善がめざましい(人道橋付近)。
 
Chap414:Good-Bye SAITAMA
2007/7/22 13889歩(累計7738633歩)
  今日は、実家のお引っ越し。私が物心着いて以来ずっと住み続けてきた新座を離れ、両親は曲がりなりにも東京都民になった。新居にワクワクする気持ちが1/3、馴染みの土地を離れる寂しさが1/3、そして単純に重労働でヘトヘトに疲れたという気持ちが1/3。そのくせ、引っ越し作業終了後に、家具をひっぺがされた新座の旧実家までわざわざ歩いていくだけの余力は残っていた。
  ちなみに、新居は4LDKでグルニエ付き。老夫婦だけで住むには勿体ないほど広い。ちょくちょく、タダメシでも喰らいに行くか。
 
Chap413:Miss Judge
2007/7/10 10580歩(累計7724744歩)
  職場を出た時点では、雲間から晴れ間が覗いていた。歩けると思って勇み足を踏み出したものの、秋葉原駅辺りで小雨が降り始めた。こういう場合、判断に迷う。秋葉原で諦めれば、最小限の犠牲で済む(濡れない、という意味で)。しかし、秋葉原の時点ではまだ6000歩強で、漫歩として成立しない。結局、10000歩到達まで頑張るという策を取ったのだが、その代償にすっかり濡れネズミになってしまったのだった。
  今日の写真を2枚。その1:美倉橋端の、蔵造り風の公衆便所(千代田区東神田2丁目)。その2:C・E・平仮名はよくあるが、魚型の視力検査は初めて見た(本郷三丁目駅付近)。
 
Chap412:Moving
2007/7/7 23788歩(累計7714164歩)
  実家の両親が、30年以上住み続けた新座の家を出ることになった。もう2年くらい前から「引っ越す」だの「建て替える」だのと言っていて、堂々巡りしているかのように見えたのだが、ここにきて話が急展開したようだ。私にとっては、唯一の故郷というか、ソウルランドに他ならない。だから、寂しくないわけがない。でも、新しい家、というか、言い回しがおかしいが「新しい故郷」にも、興味はある。引っ越しは再来週だ。私も、置きっ放しにしている荷物をまとめないと。
  今日の写真。地震が起きたら一巻の終わり、の(板橋区三園2丁目)。
 
Chap411:Dimly-Lit
2007/7/5 17812歩(累計7690376歩)
  この季節は、多少残業してからでも、十分残陽の明るさの中を歩くことができる。冬の場合には侘びしいが、夏のトワイライトは「やっと涼しくなる」という解放感があるためか、実に心地いい。これにピッタリマッチするのが、提灯や行灯(中には電球が入っているにせよ)の柔らかな光だろう。冬場は目を射すような鮮やかなイルミネーションがマッチするが、夏はファジーな灯りの方が似合う。だから、靖国神社の「みたままつり」の提灯群がすごく印象に残った。本番、行ってみようかな。
  おまけ写真。毎年この季節になると、千鳥ヶ淵は大量のアオコで覆い尽くされる。これ、どうにかならないものかな。
 
Chap410:TDR
2007/7/1 27852歩(累計7672564歩)
  2007夏の千葉シリーズ最終回。賑わう東京ディズニーリゾートをぐるりと歩いた。ディズニー好きは多いだろうが、外周を歩いて一周した人間は珍しいはず。ささやかな自慢というか、負け惜しみというか。もちろん、シンデレラ城なんて撮らない。ディズニーリゾートラインは撮った(ベイサイド駅付近)が、メインは「蚊帳の外」。シーの裏手は人も車も少なく、落ち着いて散歩できる。椰子の並木が心地よく、土手に上がって海を見ながら歩くことができる。これが、私流の楽しみ方だ。
  おまけ写真。葛西臨海公園駅前の椰子並木。個人的には、こちらの方が迫力があって好き。
 
Chap409:2 Days Drunker
2007/6/30 15071歩(累計7644712歩)
  昨夜痛烈に酒を浴びたため、今日は絵に描いたような二日酔い。胸は全然焼けていないが、とにかく頭がフラフラする。こういう場合、私は運動する(歩く)ことで強制的に治すことにしている。医学的に見ていいのかどうかは分からないが、ほんの2000歩歩くだけでもだいぶ回復するように思う。おまけに、後生大事に溜め込んでいた公共料金の請求書も全部始末できた。う〜ん、有意義な休日であった。
  今日の写真。広い広い尾久操車場。これだけ広いと渡るのも大変なのだが、自転車利用可のエレベーター付きの歩道橋がある。
 
Chap408:Drop In The Bucket
2007/6/27 18842歩(累計7629641歩)
  帰りがけに、ひょんなことから東京中央郵便局に行かなければならなくなり、その道中でちょっと面白いものを見つけた。一見何の変哲もないオフィス街だが、よく見るとそれぞれの柱の上部から霧が噴出している。これ、地球温暖化対策の一つとして実施されているものなのだとか。そういえば、一昨年の「愛・地球博」会場でも同様のものを見かけた。でも、この程度では明らかに「焼け石に水」である。
  おまけ写真。その1:聖橋上から秋葉原方面を望む。個人的にお気に入りの風景。その2:学生になりすまして東大キャンパス内を抜ける。お馴染みの安田講堂
 
Chap407:Last Chance
2007/6/24 10882歩(累計7610799歩)
  そぼ降る雨の中、私は独り、都内の書店を巡る。自分で書店を巡る苦労を厭う人々のために、「読本」を買い漁るのだ。秋葉原「書泉タワー」、在庫0。神保町「書泉グランデ」、在庫7冊中5冊大人買い。日本橋「丸善」、在庫2冊中1冊買。新橋「文教堂」、在庫1冊買わず。計6冊を仕入れたわけだが、「初版本で」との注文に対応できるのはこれが最後になりそうだ。というのは、新橋の1冊と日本橋の買わなかった1冊は、すでに増刷分だったから。初版本で欲しい方、早めにご相談ください。あるいは、神保町「書泉グランデ」に、少なくとも2冊は残っています。
 
Chap406:Read Me
2007/6/23 26608歩(累計7599917歩)
  定期がある関係で、今月は千葉県シリーズが続く。今日は、市川市鬼越2丁目から北に伸びる木下街道を歩いた。沿道に中山競馬場があるため、競馬ファンにはよく知られた街道筋だ。途中、馬込沢駅近くのスーパーで「いちごみるくパイ」を買い食い。60円。安い。木下街道は文字通り木下(印西市)まで続くが、そこまでは歩けない。うっかりスルーしてしまった鎌ヶ谷大仏も含め、またの機会に。今日は沿道から難読地名を2つ。その1:中山競馬場付近の地名「北方」。「ほっぽう」も「きたかた」もハズレ。正解はこれ。その2:そもそも「木下」自体が難読。「きのした」はハズレ。正解はこちら
 
Chap405:Ruined
2007/6/17 19544歩(累計7573309歩)
  発展がめざましい汐留の先にある、浜離宮庭園入園料を取られるので中には入らなかったのだが、外堀に沿って歩いてみた。しかし、東側(海岸通り沿い)は水が澱んでいて汚く、ゴミもたくさん浮いている。これでは、せっかくの好観が台無しだ。唯一眺めるに値したのは、南側。こちらは堀が広く、ゴミも浮いていないので、眺めていて清々しい。
  おまけ写真は、久々に情緒系坂道シリーズを2枚。その1:羅生門の鬼退治で有名な渡辺綱にちなんだ、綱坂(港区三田2丁目)。その2:「旭坂」とも呼ばれる、狸坂(港区元麻布3丁目)。麻布エリアには情緒溢れる坂道がたくさんある。
 
Chap404:White Hydrangea
2007/6/16 21647歩(累計7553765歩)
  北小金駅北口から狭い路地を歩いていくと、「あじさい寺」の異名を持つ本土寺に出る。私は紫陽花が大好きだから、参拝しようと思ったのだが、生意気にも参拝料を取る(500円)と知り、気が萎えた。それでも、せっかく行ったのだから、門前を彩っていた紫陽花の写真を一枚。ちょっと珍しい白い紫陽花。ちなみに、門前の土産物店街の名物はこれ
  おまけ写真を2枚。その1:関東ローカル私鉄の雄・総武流山電鉄は2両編成(小金城址〜鰭ヶ崎)。手軽にローカルムードを楽しめる。初乗り120円。その2:漫歩慣れすれば、こんな道に迷い込んでも全然へっちゃら(松戸市主水新田)。
 
Chap403:Another Cemetery
2007/6/9 20525歩(累計7532118歩)
  友人と銀座の自然食バイキング店「かなえ」でランチを楽しんだ後、Chap392の青山霊園と双肩を比する谷中墓地の中を歩いた。青山霊園同様に中央をメインストリートが貫き、一般車も走っているのだが、谷中墓地は青山霊園ほど洗練されていないというか、よりワイルドさが残っている。敷地内には五重塔跡地などの見所もある。その分、歩いていて爽快に感じるのだが、感じ方は人それぞれかもしれない。ただし、五重塔跡地は柵に囲われているだけのサラ地である
  おまけ写真。諏訪台通りで西日暮里駅へ降りる途中の風景。これを山手線沿線屈指の絶景だと思うのは、私だけ?
 
Chap402:Run On Errands
2007/6/3 18432歩(累計7511593歩)
  そろそろこういうことになるだろうと、薄々感じてはいた。『読本』が発売されて1カ月。しかし、限られた書店でしか売られていないため、友人・知人の類から「買ってもいいんだけど、手近な書店にないんだよなぁ」という声がよく聞こえてくるようになってきた。このテの人に「神保町の「書泉グランデ」に行けばあるよ」と言ったところで、買いに行ってくれる可能性は極めて低い。それならば、私が自ら買いに走り、改めて転売するという方法が一番手っ取り早い。
  同じ本を3冊いっぺんに買うのはなんとなく恥ずかしいものだが、今後も必要に応じてパシる。
 
Chap401:So NiceToo Bad
2007/5/31 13746歩(累計7493161歩)
  全国に旅立った息子たちが思いのほか頑張ってくれたようだ。昨夜、『読本』の増刷が決定したという一報が入った。増刷に当たって、どうしても訂正したい部分は直せるという話だったので、徹夜でチェックする。そのおかげで、今朝は寝坊して仕事に遅刻。昼食を求めてビル地下の自販機に向かうも、故障中。晴れていたので帰りに歩けば江戸川橋駅付近から、雨……。昨夜の歓喜をすべて中和してくれるほどの災厄に見舞われたのだった。
  今日の写真。千代田区一ツ橋1−1−1。「1」が4つ並ぶ場所にある、制帽型をした交番
 


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