Fの足跡18(Chap341〜360)

 
Chap360:Central Nature
2006/12/23 22705歩(累計6768938歩)
  港区南麻布を取り囲むように、古川が流れている。天現寺橋の辺りではビルに囲まれて峡谷をなし、東へ進むと首都高の下に隠れるため、目立たない川だ。途中には古い橋(渡れない)があるし、砂利の川原があって鴨たちが遊んでいる。都会のど真ん中にある、意外な大自然だ。ちなみに、南麻布には一ノ橋、二ノ橋、三ノ橋四ノ橋というバス停や交差点名があるが、これらはすべて古川に架かる橋の名だ。
  おまけ写真。その1:広尾ガーデンにサンタ見参。その2:新橋駅前の静岡新聞社。変な形のビルだ。その3:錦糸町駅前の魚屋に、新巻鮭が並んだ。今年も残りわずかだな……。
 
Chap359:Comes To Those Who Wait
2006/12/21 11582歩(累計6746233歩)
  忙しいときには、とにかくいろいろ重なるものだ。「なんでこのタイミングで!?」と思う出来事が、次々起こる。これから年末までの10日間は、複数の意味で「勝負」が続く。プレッシャーに押しつぶされないよう、しっかり踏ん張っていかないと。
  で、今日はとりあえず「待ち」状態。しかし、ことわざに「果報は寝て待て」とあるが、悠長に寝てなどいられない。私流に言うなれば、「果報は歩いて待て」だ。じっとしていると、気ばかり焦ってダメ。歩いて、街をキョロキョロ見物して気を紛らせていないと、重圧に負ける。そのくらいに、私はプレッシャーに弱いのだなぁと、つくづく感じた一日であった。
 
Chap358:Light Flood
2006/12/18 14048歩(累計6734651歩)
  今日は、Chap348で紹介しきれなかった東京ドームシティのクリスマス・イルミネーションの続きを。まぁ、ここには色とりどりの電飾があって、歩くだけでも楽しめる。その中で私が一番気に入ったのは、ジオポリスとプリズムホールの間の通路。ここの電飾は、東京でも屈指の美しさだ。こういうのを、「光の洪水」というのだろう。
  おまけ写真も電飾ネタで。東池袋にあるトヨタのショールーム・アムラックス東京。曲線美と青色ライトアップが妖艶な美しさを演出している。これに比べると、サンシャイン60は芸がないなぁ。
 
Chap357:Can't Live Up To The Name
2006/12/17 28029歩(累計6720603歩)
  「幕張」というと、ベイサイドのおしゃれな街並みを連想するのだが、それは「海浜幕張」の話。JR総武線・幕張駅の周辺は、完全に名前負けしている街並みだ。特に京成幕張は酷い。駅舎も、ほとんど公衆便所並み。総武線と京成線が平行していて、さらに横須賀線も乗り入れて、待避線なんかもあるものだから、線路幅が広すぎる。橋も踏切も不足していて、南北が完全に分断されている。これでは街が成長できない。
  おまけ写真を2枚。その1:京成大久保駅北口商店街の「お休み処」。心が和む佇まいだ。その2:津田沼駅近くの、怪しい名前の教会
 
Chap356:Reclaim Land
2006/12/16 29339歩(累計6692574歩)
  つくばエクスプレスが開通して、にわかに街が活気づき始めている、八潮。駅は旧市街から外れているため、まだまだ駅前の開発は始まったばかりだ。あちこちに高いクレーンが立ち、土曜だというのに四方八方から重機が稼働する重低音が聞こえてくる。高層マンションの建設も進み、近い将来には景色が一変しそうだ。
  おまけ写真。その1:缶ジュースならぬ缶おでんのベンダーを発見(足立区佐野1丁目)。その2:前回の銀杏絨毯に続いて、今回は山茶花の赤い散り絨毯(草加市谷塚町)。その3:鳩ヶ谷駅前のクリスマスツリー
 
Chap355:Inspire The Next
2006/12/10 32058歩(累計6663335歩)
  柏レイソルの本拠地・日立スタジアムを訪れた。まともな写真を撮れる位置まで入れなかったのが残念だが、周辺の企業広告に応援メッセージが入っているなど、地元の期待の高さが窺い知れた。おまけに、スタジアムがある一帯は住所も「日立台」となっている。もはや、日立は柏市のシンボル的存在となっているようだ。
  おまけ写真を2枚。その1:こういう看板を見ると、「千葉に来たなぁ」と実感する(五香駅周辺)。その2:木枯らしが吹き、銀杏の葉もほとんど散り、路面に黄色い絨毯が敷き詰められた(松戸市日暮2丁目)。
 
Chap354:Warming Blue
2006/12/7 13982歩(累計6631277歩)
  とある理由があって、私はまだコートを着ていない。Tシャツと長袖シャツの2枚だけ。周囲の人々からは「見ている方が寒くなってくるよ」と言われるが、とある理由があるのだから仕方がない。しかし、今日あたりの帰宅漫歩は寒さが身にしみた。こんなことをやっていたらいつか風邪をひくだろうと思っていたら、なんだか頭が重くなってきた。……まずい。
  今日の写真。その1:神保町三井ビル前のクリスマスツリー。なんだか、傘の骨みたいで貧相だ。その2:神保町交差点角のクリスマスツリー。サイズは小さいが、トナカイもいて賑やか。寒色だが、不思議とこちらの方が暖かみがある。
 
Chap353:Groungless Fears
2006/12/5 16908歩(累計6617295歩)
  今週は忙しくて漫歩する時間がとれないかなと思っていたのだが、どうやら杞憂に終わりそうだ。程良く忙しいときというのは、何事にも意欲が湧いてくる。特にここ数日はわりと機嫌もいいので、冬の夜でもコートなしで元気に歩けた。むしろ私を目撃した周囲の人が風邪をひくんじゃないかという気がして、なんだか申し訳ない。
  今日の写真を2枚。その1:Chap348で紹介したフットサルコートが消え、サンケイビル前にもクリスマスツリーが立った。その2:不忍通り沿い、文京グリーンコート前で、思いがけず綺麗な電飾に遭遇した。この季節には電飾が似合う。
 
Chap352:Endurance Of Hardships
2006/12/2 16054歩(累計6600387歩)
  今日は参考図書を求めて板橋区内の図書館をかけずり回った。手に入れたのは、ハードカバーの分厚い本6冊。これを背負って歩く。水膨れも完治したことだし、久々に2万歩の大台に乗せようかと思ったのだが、成増で挫折。二宮金次郎じゃあるまいし、こんな重いもん背負って歩けるかっての。
  今日の写真。その1&2:騒音と排気ガスの公害で悪名高い、大和町交差点。ここの歩行者信号はちょっと変わっていて、離れていると青・赤どちらが点灯しているか分からない。近づいていくと、徐々に見えてくる。その3:冬の風物詩、山茶花の乱れ咲き(板橋区常盤台4丁目)。
 
Chap351:Something Was Missing
2006/12/1 10501歩(累計6584333歩)
  今日は、新宿で飲んだ。飲んで、歩いて帰った。まぁよくある「酔い覚まし漫歩」のパターンであるが、自宅に帰り着いたとき、まだ午前1時前だった。……いかにも物足りない。
  ここのところ、ずいぶんと夜が早くなった。飲みに行っても、「終電を気にする時間」まで店にいることがない。つい最近までは「始発を気にする時間」まで飲むことが多かったのに。……いかにも物足りない。23時でお開きでは、語りたいことの2割も語れない。2割も語れない飲み会にどんな意味があるのか。う〜む……、いかにも物足りない。今日、写真を1枚も撮らなかったのは、この物足りなさが故、なのかも。
 
Chap350:Rupture
2006/11/30 16381歩(累計6573832歩)
  今日の漫歩で、17日間にわたって私を苦しめ続けてきた水膨れが破裂した。結局自らの手で破る勇気がなく、自然破裂を待つ結果となった。思いのほか痛くなく、破裂後もちゃんと自宅まで歩ききることができた。帰宅後に風呂(シャワーのみ)に入っても、ほとんど痛まなかった。むしろ、痒いくらい。案ずるより産むが易し、とはこのことか。
  今日の写真。平仮名一文字で意味を理解できる看板を作るのは難しい。でも、この文字だけは不思議とパッと想像がつく(新宿区榎町)。これを「うどん屋かな」と思う人はほとんどいないだろう。正解は、「うなぎ屋」。
 
Chap349:Where Is AKIHABARA?
2006/11/27 11283歩(累計6557451歩)
  電気街が世界的に有名な、秋葉原。JR秋葉原駅は千代田区にある駅だが、実は千代田区には「秋葉原」という地名は存在しない。秋葉原駅の周辺には「神田」シリーズの細かい地名が多く、電気街もどちらかというと「神田電気街」と称した方が的を射ているような気がする。
  では、秋葉原という地名はというと、駅から北へてくてく歩き、台東区に入ったところにあった。駅でいうと、秋葉原と御徒町のちょうど中間あたり。「丁目」のない小さな区画で、どうしてこの地名を駅名につけたのか、首をひねりたくなる。私だったら、秋葉原駅は「万世橋駅」と命名するだろう。
 
Chap348:33rd Growin’ Up
2006/11/24 15377歩(累計6546168歩)
  目下、締切直前で極めて忙しい。それでも、今日の誕生日漫歩だけは絶対に譲れなかった。32歳の1年間は、「3歩進んで5歩下がる」だった。しかし、5歩下がった分だけ、33歳の1年間は助走をつけて跳躍できるはず。決して後退したわけではないと自分に言い聞かせる。明日羽ばたく自分にエールを送るかのように、力強く路面を蹴ったのだった。
  今日の写真。その1:大手町・サンケイビル前に突如、フットサルコートが出現。今月限りの期間限定コート。その2&3:東京ドームシティは、イルミネーションの坩堝。一度に全部紹介しては勿体ないので、今日は2枚だけ。赤熊青熊
 
Chap347:Blister
2006/11/21 15203歩(累計6530791歩)
  Chap343で記録を作るために延々と歩いた時に、右足の踵に大きな水膨れができた。最近はほとんど水膨れができることはなかったのだが、やはり44229歩は度が過ぎたか。この水膨れが思いのほか痛く、それ以降はあまり長い距離を歩けなくなっている。いっそのこと完治するまで休養した方がいいのかもしれないが、それでは私の精神状態が安定しない。痛くても、歩け。マゾヒスティックに、歩け。
  今日の写真。その1&2:隅田川テラスにて、清洲橋の電飾と新大橋のライトアップ。その3:不忍池越しに望む、上野の夜景(手ブレ御免!)。
 
Chap346:Sense Of Incongruity
2006/11/18 14529歩(累計6515588歩)
  朝早くに工事の業者がドカドカとやってきて変な時間に起こされたものだから、どうも体調がスッキリしない。熱っぽいとかだるいとかいうのではないが、潤滑油が切れて節々がきしんでいるかのよう。違和感と言ったらいいか。こんな時には、歩いて強制的に体を覚醒させるのが一番だ。
  今日の写真。その1:千川子育稲荷神社の鳥居。こうして見ると、「練馬総合病院の鳥居か?」と思えてしまう。その2:私、こういう路地を見つけると、入らずにはいられない人間です(中野区沼袋2丁目)。大きな体に似合わず、狭いところが好きなのかな。
 
Chap345:Big Business
2006/11/16 12885歩(累計6501059歩)
  ここのところ外出する用事があまりなかったから、いわゆる「帰宅漫歩」をするのは久しぶりだ。今日は打ち合わせで四ッ谷へ行ったのだが、2年前から水面下でゆっくりと蠢いていたビッグビジネスの話が、ここにきて急に速度を増してきた。私にとって今年一番の大イベントが、今年の最後にやってきそうだ。私の将来が輝くか萎むかは、この仕事にかかっている! これから忙しくなるぞぉ。
  今日の写真。明治通り・馬場口交差点角にあった「寿がきや」のレストランが、いつの間にか閉店していた。一度ここで「みそカツ」を食べてみたいと思っていたので、残念だ。
 
Chap344:Thank You Mr.Great
2006/11/15 16177歩(累計6488174歩)
  荻窪駅を出てすぐに道に迷い、気がつくと太田黒公園の前に出ていた。せっかくだからと寄ってみたのだが、入っていきなり森閑とした参道のような雰囲気に包まれ、驚いた。この公園は、音楽評論家・太田黒元雄氏が没後に私有地を寄付し、区が公園として整備したもの。水場あり、記念館(入場無料。古いピアノなどが展示されている)あり、休憩所あり、茶室(有料)ありで、なかなか整った公園に生まれ変わっている。たんまり貯めた私財を民衆に還元する、こういう人物こそ尊敬に値すると思う。私も、このくらい潔く生きたいものだ。
  おまけ写真。気の早い人だこと(世田谷区松原1丁目)。
 
Chap343:Go West!
2006/11/13 44229歩(累計6471997歩)
  いいかげん、目障りなChap80の歩数記録を破ってしまいたい。たったそれだけの動機で、丸々1日潰す覚悟で西へ歩き続けた。そして7時間歩き、見事に新記録樹立。この記録が破られるのは、また目障りになったときなのだろうか。
  今日の写真を4枚。その1:練馬中村郵便局で海外読者に大日本記を送り、一連の発送作業が完了。その2:中空高く聳える、謎の田無タワー。東京タワーと同じ電波塔だが、展望台はない。その3:黄昏空に映える飛行機雲(小平市小川町2丁目)。その4:夜の玉川上水緑道(玉川上水駅→武蔵砂川駅)。照明がなく、路面が凸凹しているので、結構危険。
 
Chap342:Cedar Ball
2006/11/12 15612歩(累計6427768歩)
  池袋のビックカメラにプリンターのインクを買いに行き、そのまま歩き続けた。こうして、今日も1時間で済むはずの用事に4時間を費やしてしまったのであった。
  大塚公園を抜け、狭い路地を迷いながら不忍通りに出たところで、面白いものを見つけた(文京区大塚4丁目)。これは「酒林(さかばやし)」といい、酒蔵が「新酒ができましたよ」という合図として店先に吊しておくもので、杉の葉を束ね、丸く剪定して作られる。1年中酒を造れるようになった現代では、一種の縁起物として受け継がれている。当然、これが吊されていたのも酒蔵だった。いい酒、できましたか?
 
Chap341:Mum Mum Mum
2006/11/9 22280歩(累計6412156歩)
  Vol、94で紹介した葛飾八幡宮で、市川市主催の菊花展が開催されていたので、ちょっと寄ってみた。規模はそれほど大きくないのだが、切り花あり、変わりダネありで、なかなか面白かった。菊って、他人にプレゼントされるとあまり嬉しくないものだが、純粋に花の美しさで比べれば薔薇以上、全国屈指だと思う。なんで縁起の悪い花にしちゃったのかなぁ……。
  おまけ写真を2枚。その1:新行徳橋から望む江戸川。こりゃほとんど干潟ですな。その2:下総中山駅前のペットショップにて。これを飼えば、一人暮らしの寂しさから少しだけ解放されるのだろうか。
 


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