Bの轍6(佐多岬〜与那国)

 
2006/10/13 与那国西崎から1.4842km 竹富高那まで33.0158km
沖縄県与那国町
与那国地区周辺
  2003年9月25日に宗谷岬を出発して、以来苦節3年強。遂に、遂に日本縦断を成し遂げた。当初は到底3年では終われないだろうと思っていたのだが、軌道に乗ってからは意外とスイスイ進んだ。5〜6年は企画としてもつだろうと考えて出発したのだが、3年で終わってしまうとちょっと拍子抜けする感じすらある。
  さて、これからどうしようか。……やっぱり、宗谷岬まで戻るべきなんだろうなぁ。達成感に浸っている中で、来た道をはるばる戻ることを考えるのはいささか苦痛ではあるが、確かに行きっぱなしではまずい。今日のところは西崎で夕日でも眺めてのんびりするが、明日からはまた北へ向かって歩き始めることにしよう。
  3年で達成できた日本縦断、復路はいったいどのくらいで成し遂げられるだろうか。
 
2006/10/11 竹富高那から25.7524km 与那国西崎まで8.7476km
沖縄県与那国町
与那国地区周辺
  日本西端の島・与那国島に入った。港がある中心集落を抜ければ、あとは西端の西崎まで一本道。はっきりとゴールが見えた!
 
2006/10/7 竹富高那から10.4716km 与那国西崎まで24.5284km
沖縄県竹富町
西表地区周辺
  西表島の北岸をぐるっと回って、西部に出てきた。気象庁の西表測候所の前を通過し、いよいよ与那国島に上陸する。
 
2006/10/4 石垣から18.8064km 竹富高那まで4.1936km
沖縄県竹富町
高那地区周辺
  竹富島には、沿岸部にしか道がない。内部のジャングルに分け入ってみたい衝動に駆られるが、ゴール目前にして遭難しては元も子もない。
 
2006/9/29 石垣から8.3154km 竹富高那まで14.6846km
沖縄県竹富町
古見地区周辺
  星砂とイリオモテヤマネコの島・竹富島に上陸。南西諸島随一のワイルドな島。自然のあまりの雄大さに、上陸してから圧倒されっ放しだ。
 
2006/9/25 宮古島から39.9914km 石垣まで4.0086km
沖縄県石垣市
大浜地区周辺
  宮良湾をぐるっと迂回し、前方に石垣空港と市街地が見えてきた。そろそろ、石垣島とのお別れの時間だ。
 
2006/9/24 宮古島から30.9854km 石垣まで13.0146km
沖縄県石垣市
白保地区周辺
  島の東岸に沿って国道390号を南下していく。この辺りは一面に海が見えて、実に気持ちのいいところだ。
 
2006/9/15 宮古島から21.6260km 石垣まで22.3740km
沖縄県石垣市
桃里地区周辺
  石垣島も宮古島と同じように全島が石垣市。しかし、合併してこうなったのではなく、以前から石垣島は一つにまとまっていた。
 
2006/9/10 宮古島から9.5156km 石垣まで34.4844km
沖縄県石垣市
伊原間地区周辺
  宮古島から船で石垣島へ渡るのだが、フェリーだといきなり石垣市街に着いてしまうので、漁船で浦崎に上陸。島を横断する。
 
2006/9/8 那覇から28.0922km 宮古島まで1.9188km
沖縄県宮古島市
平良字久貝地区周辺
  こんなことを言うと失礼かもしれないが、宮古島にはマックスバリュ(スーパー)やホットスパー(コンビニ)がある。意外に開けている。
 
2006/9/5 那覇から19.2662km 宮古島まで10.7338km
沖縄県宮古島市
下地字嘉手苅地区周辺
  宮古島には、国道は1本しかない(390号)。この国道が、島にとっては唯一のライフラインのようなものだ。
 
2006/8/30 那覇から8.7572km 宮古島まで21.2428km
沖縄県宮古島市
城辺字新城地区周辺
  まず最初に上陸するは、平成大合併で全島合併して宮古島市となった、宮古島。石垣ほど観光客も多くないので、落ち着ける島だ。
 
2006/8/26 那覇から0.0146km 宮古島まで29.9852km
沖縄県那覇市
東町地区周辺
  ゆいレールの旭橋駅前で国道390号を右に折れる。これまでずっと辿ってきた国道58号は、厳密にはこの先の明治橋北詰で終点となるのだが、フェリー乗り場への分岐となる旭橋駅前を以て国道58号完歩と見なすことにする。
  無事に那覇に到着したところで、本当は国際通りでも歩いてショッピングや沖縄料理巡りでもしてみたいところであるが、そうも言っていられない。なにしろ、これから那覇港へ向かい、船に乗らなければならないのだから。
  さぁ、いよいよ、沖縄本島を離れて西表の島々に向かう。なにしろ行ったことがないところだから、落ち着けと言う方が無理というもの。嫌でも心が弾んでしまう。日本最西端の与那国島まで、残すところあと130km余り。もう、ゴールがすぐそこに見えてきている!
 
2006/8/10 恩納から33.3404km 那覇まで8.6596km
沖縄県浦添市
城間地区周辺
  宜野湾市に入って、一気に街並みが都会化してきた。そして浦添へ。もう、那覇は目鼻の先だ。
 
2006/8/7 恩納から22.1348km 那覇まで19.8652km
沖縄県嘉手納町
野国地区周辺
  とにかく米軍基地で有名な、嘉手納。国道58号が、まさに米軍エリアと日本エリアの境界線になっている。この街で暮らすのは大変だ。
 
2006/8/5 恩納から7.1402km 那覇まで34.8598km
沖縄県恩納村
前兼久地区周辺
  恩納村屈指の景勝地・万座毛を超えた。いかにも「溶岩」という感じの、ゴワゴワした岩肌。一度見たら強烈に印象に残る。
 
2006/8/3 名護から17.7102km 恩納まで5.7898km
沖縄県恩納村
安富祖地区周辺
  以前に沖縄に来たときには、この辺りで集中豪雨に遭ったのを覚えている。雲に飲まれる瞬間までリアルに感じられた。
 
2006/7/31 名護から3.8862km 恩納まで19.6138km
沖縄県名護市
東江地区周辺
  本部半島の付け根を横断して、名護湾側に出た。これで、ヤンバルの大自然ともお別れ。ここからは近代的な街並みになる。
 
2006/7/15 国頭から20.3334km 名護まで9.6666km
沖縄県名護市
稲嶺地区周辺
  ヤンバルの中心都市・名護市に入った。この辺りは、さとうきび畑が多い地区でもある。ざわわ、ざわわ、ざわわ〜♪
 
2006/7/10 国頭から1.9188km 名護まで28.0812km
沖縄県国頭村
半地地区周辺
  沖縄県に3つある道の駅の1つ、「ゆいゆい国頭」を通過した。ヤンバルのイメージにそぐわない、大規模な駅だ。
 
2006/7/8 知名から25.4706km 国頭まで4.5294km
沖縄県国頭村
伊地地区周辺
  着々と人口が増え続けている沖縄だが、ここヤンバルにはそんな気配は微塵もない。人智の及ばない自然がたくさん残されている。
 
2006/7/4 知名から16.3050km 国頭まで13.6950km
沖縄県国頭村
宇嘉地区周辺
  辺戸岬を回り込み、沖縄本島の西岸に出る。ヤンバルの自然を満喫しつつ、ひたすら南へ、南へ。
 
2006/7/1 知名から7.8624km 国頭まで22.1376km
沖縄県国頭村
宜名真地区周辺
  知名港から船で、いよいよ沖縄本島へ。国道58号の継続地点である奥地区に上陸し、南下開始だ!
 
2006/6/27 天城から35.7162km 知名まで6.2838km
鹿児島県知名町
余多地区周辺
  Aラインフェリーが寄港する和泊港前を通過し、知名町に入った。与論には寄らないつもりなので、これが鹿児島県最後の街だ。
 
2006/6/25 天城から25.7358km 知名まで16.2642km
鹿児島県和泊町
国頭地区周辺
  徳之島を離れ、沖永良部島へ。「国頭」なんていう地名を見ると、いよいよ沖縄に近づいてきたなぁと実感する。
 
2006/6/24 天城から18.2676km 知名まで23.7324km
鹿児島県伊仙町
犬田布地区周辺
  徳之島南西部はいたって長閑というか、「開発」という言葉が似合わない風情である。観光客もまるっきり見当たらない。
 
2006/6/17 天城から9.2664km 知名まで32.7336km
鹿児島県天城町
西阿木名地区周辺
  徳之島のメインストリートは、西阿木名地区に入って急に狭くなった。どうやら、この先伊仙町の市街までは、険しい道が続きそうだ。
 
2006/5/29 天城から1.3890km 知名まで40.6110km
鹿児島県天城町
兼久地区周辺
  奄美&沖永良部へのフェリーが出る平土野港前を通過した。いわば裏航路の港だが、見た目には表港の亀徳新港よりも開けている。
 
2006/5/28 瀬戸内から18.4432km 天城まで6.5568km
鹿児島県天城町
松原地区周辺
  徳之島の西岸に出た。遙か彼方海上に、不気味な人工物が見える。どうやら、徳之島空港は海上に滑走路があるようだ。
 
2006/5/25 瀬戸内から6.3022km 天城まで18.6978km
鹿児島県徳之島町
金見地区周辺
  古仁屋から、船で徳之島へ渡る。国道58号は一気に沖縄本島へワープするのだが、これだとワープ距離が長すぎるので、ちょっと寄り道。
 
2006/5/21 奄美住用から22.2034km 瀬戸内まで1.7966km
鹿児島県瀬戸内町
古仁屋地区周辺
  奄美ナンバー2の街・古仁屋。沖縄へのフェリーが就航し、加計呂麻観光の拠点でもある。赤い砂利のホノホシ海岸が懐かしい。
 
2006/5/20 奄美住用から2.7640km 瀬戸内まで21.2360km
鹿児島県奄美市
住用町大字役勝地区周辺
  熱帯マングローブ林観光の拠点は、道の駅として整備されている。ここの4畳半の休憩室は24時間利用可。最高の野宿スポットである。
 
2006/5/18 奄美から20.3974km 奄美住用まで9.6026km
鹿児島県奄美市
住用町大字城地区周辺
  奄美大島を縦断し、南側の海っぺりに出た。熱帯マングローブが有名な住用まで、あと少し。
 
2006/5/16 奄美から11.0680km 奄美住用まで18.9320km
鹿児島県奄美市
名瀬大字朝戸地区周辺
  国道58号線を南下し、和瀬隧道をくぐる。このすぐ隣で、新和瀬トンネルを建設中。近々、便のいい道が開通するのだろう。
 
2006/5/14 奄美から0.6928km 奄美住用まで29.3072km
鹿児島県奄美市
名瀬古田町地区周辺
  2004年に初めて訪れた、奄美。とにかく鶏飯の印象が強烈だったのだが、それ以外にもたくさんの想い出がある。例えば、1m以上ある枝豆(のようなもの)。例えば、崖から駆け下りてくる山羊。例えば、ゲロマズの飲料「ミキ」。どれもこれも懐かしいのだが、一つ言えることは、沖縄本島よりも自然が豊富で、野性的な雰囲気が残っているということだ。そして、それなりに広い島なので、車でも結構走りでがある。
  そんな奄美大島で、唯一「都市」と言える街並みを形成しているのが、名瀬。合併で「奄美市」になってしまったが、その中心部・名瀬にはコンビニ(「アイショップ」が基本)もたくさんあるし、ケーズデンキとかミスタードーナツ、武富士なんてのもあった。また、名瀬で食べる鶏飯は笠利「みなとや」のそれよりも淡白で、「やっぱり都会向けの味になってるな」と感じた。島の中に一カ所くらいは、こういうエリアが必要なんだろうけど、奄美らしさを体感したいなら名瀬は外した方がいい。
 
2006/5/12 奄美笠利から12.4028km 奄美まで14.0972km
鹿児島県龍郷町
赤尾木地区周辺
  奄美全島合併構想から脱退し、四方を海と奄美市に囲まれることになった、龍郷町。大島紬の名産地として、独自に頑張ってほしい。
 
2006/5/11 南種子から25.7902km 奄美笠利まで0.2098km
鹿児島県奄美市
笠利町大字里地区周辺
  笠利といえば、鶏飯の「みなとや」。建物全体を蔦が覆う怪しい建物ながら、スープが絶品です。奄美へ行くなら、鶏飯はぜひここで!
 
2006/5/9 南種子から13.9864km 奄美笠利まで12.0136km
鹿児島県奄美市
笠利町大字用地区周辺
  種子島南端の門倉崎で漁船をチャーターし、奄美大島北端の笠利崎に上陸した。奄美名物・鶏飯が私を呼んでいる!
 
2006/4/30 南種子から5.3794km 奄美笠利まで21.6206km
鹿児島県南種子町
中之上地区周辺
  島間港から船で奄美入りするつもりだったが、なんとなく気が向いて種子島の南端まで行くことにした。よって、種子島リポートはまだ続く。
 
2006/4/28 中種子から24.1642km 南種子まで8.8358km
鹿児島県南種子町
中之上地区周辺
  早くも、これが種子島からの最後のリポートになりそう。南北に長い種子島も、私の敵ではなかった。次はいよいよ奄美大島上陸だ!
 
2006/4/25 中種子から4.0386km 南種子まで18.9614km
鹿児島県中種子町
油久地区周辺
  「種子島」と書いて「たねがしま」と読むのは、常識。それなら、「中種子」も「なかしゅし」と読んではいけない。読み方は「なかたね」。
 
2006/4/22 西之表から23.8298km 中種子まで3.6702km
鹿児島県中種子町
納官地区周辺
  種子島空港の麓を通り、早くも島の南部に入ってきた。それにしても、平成大合併で全島合併が行われなかったのが不思議だ。
 
2006/4/20 西之表から5.6054km 中種子まで21.8946km
鹿児島県西之表市
住吉地区周辺
  鉄砲伝来の地として知られる、種子島。昨年NHKテレビ小説の舞台にもなり、観光地としての人気も上がってきているようだ。
 
2006/4/16 佐多岬から12.6414km 西之表まで3.3586km
鹿児島県西之表市
西之表地区周辺
  侘びしい土産物店のあるトンネルを抜け、「いばらの道」という言葉がピッタリ当てはまるような険しい遊歩道をひたすら歩くと、やがて前方にそれほど大きくもない灯台が見えてくる。これが、正真正銘九州最南端・佐多岬灯台だ。稚内(宗谷岬)を発ってから実に2年8カ月、ついに日本本土縦断を達成できた。
  さて、問題はここからだ。佐多岬到着を以て日本縦断完了とし、これにてB日本漫歩は終了としてしまってもいいのだが、心残りが一つ。それは、佐多岬はあくまでも九州最南端であり、日本本土最南端であり、日本の最南端ではないということだ。宗谷岬は日本の最北端。最北端をスタートしたのなら、やはり日本の端っこをゴールに定めるべきだろう。
  そこで、佐多岬で漁船をチャーターし、種子島に渡ることにしたのだった。沖縄の那覇まで続く国道58号線を辿る旅が、ここ種子島からスタートする。いわば、B日本漫歩の「エピローグ」。500km近くある、長い長いエピローグの火蓋が今、切って落とされた……。
 


戻ります。