Bの轍15(納沙布岬〜函館)

 
2010/2/19 函館から1.6516km 大間崎まで5.3484km
北海道函館市
万代町地区周辺
  函館市に入ってから70km以上歩いて、ようやく函館駅前に到着した。沿岸部を回ったとはいえ、70kmは長すぎ。これは、東京駅から相模湖の先までに相当する距離だ。函館市はちょっと肥大化しすぎたような気がする。もともと、函館市は1973年に隣接する亀田市を編入して肥大化したという経緯がある。言ってみれば、30年以上前の時点ですでに必要な大合併が済んでいるわけだ。その上、市外から遠く離れた町村までをも巻き込んでさらなる肥大化を繰り返す必要が、果たしてあったのかどうか。ちなみに、旧亀田市は亀田川の上流部、五稜郭の北側に中心市街地があった。函館市には渡島支庁の庁舎が置かれているが、庁舎は旧亀田市域にある。
  函館駅前からは、国道228号で函館港を目指す。本州行きの切符は、すでに入手済み。港までは、あと8000歩程度の距離なので、必然的に今回が北海道のラストレポートになる。2008年11月にここ函館に上陸して以来、1年4カ月もの間、道内を歩いていた。それが今回で最後だということになると、いくらか寂しい気持ちもある。でも、もう二度と戻ってこないということではないので、晴れやかな気分で港を目指すことにしよう。
 
2010/2/14 恵山岬から32.9686km 函館まで7.5314km
北海道函館市
湯川町地区周辺
  湯ノ川温泉の温泉街まで来た。ここから函館市電に沿って歩けばすぐに中心街だ。ようやく、北海道脱出のメドが立ってきた。
 
2010/2/11 恵山岬から24.8422km 函館まで15.6578km
北海道函館市
石崎町地区周辺
  前方を、超低空非行で旅客機が飛行していった。どうやら、函館空港が近いようだ。ということは、だいぶ市街地に近づいてきているということだ!
 
2010/2/7 恵山岬から15.6484km 函館まで24.8516km
北海道函館市
泊町地区周辺
  旧戸井町の中心部を越えた。恵山岬を回って進路を西へ取り、ようやく函館市街を前方に見据えての漫歩になった。まだまだ市街は遠いが。
 
2010/2/5 恵山岬から3.0304km 函館まで37.4696km
北海道函館市
恵山町地区周辺
  恵山岬の北側から南側へは、道路が通じていない。ゴツゴツした岩山の登山。不通区間はほんの3kmほどなんだから、道を通してくれればいいのに。
 
2010/1/31 鹿部から39.7356km 恵山岬まで8.7644km
北海道函館市
銚子町地区周辺
  ようやく、前方に恵山が見えてきた。それほど高い山ではないのだが、頂上がかわいらしくはげ上がった印象的な形状をしているため、印象強い山だ。
 
2010/1/30 鹿部から33.3444km 恵山岬まで15.1556km
北海道函館市
木直町地区周辺
  函館市に入ってだいぶ歩いたが、まだまだ市街地はほど遠い。先が長いなぁ。ちょっと憂鬱になってくる。景色もあまり変わらないし。
 
2010/1/29 鹿部から24.3234km 恵山岬まで24.1766km
北海道函館市
川汲町地区周辺
  旧南茅部町の中心部付近までやって来た。函館市に編入され、、この辺りはただの辺境に成り下がった観がある。寂れているというか、鄙びている。
 
2010/1/24 鹿部から14.1792km 恵山岬まで34.3208km
北海道函館市
大船町地区周辺
  函館市に入ったが中心部までまだ70km以上。函館、広すぎだって……。ところで、ここ大船地区にある温泉はオススメ。銭湯料金で入れる施設もある。
 
2010/1/22 鹿部から4.6920km 恵山岬まで43.8080km
北海道鹿部町
大岩地区周辺
  駒ヶ岳の北麓から東麓を抜ける。鹿部から県道で大沼公園方面へ行けば、私の父の出生地がある。もっとも、もうそこには誰も暮らしていないが。
 
2010/1/19 森から20.3432km 鹿部まで5.6568km
北海道鹿部町
本別地区周辺
  かつて亀田半島に散在していた小さな町村は、多くが函館市に編入され、一部は森町に編入された。唯一残っているのが、この鹿部町だ。
 
2010/1/17 森から9.8564km 鹿部まで16.1436km
北海道森町
砂原地区周辺
  森町の中心部を越え、国道5号から278号に入る。駒ヶ岳の北麓をぐるりと回り込み、恵山岬を目指す。遠回りだけど、ルートの重複を避けるためだ。
 
2010/1/16 八雲から24.4476km 森まで2.0524km
北海道森町
富士見町地区周辺
  地名は「富士見町」だが、当然ここから富士山が見えるわけがない。これは、「渡島富士」の異名を持つ駒ヶ岳が望める場所、ということなのだろう。
 
2010/1/13 八雲から12.3324km 森まで14.1676km
北海道八雲町
入沢地区周辺
  八雲町の南部では、国道5号とJR函館本線がたびたび交差する。さほど地形が険しいわけではないが、小さな岩山などが多く、トンネルも多い。
 
2010/1/9 八雲から3.1998km 森まで23.3002km
北海道八雲町
熱田地区周辺
  国道277号との交差点を通過し、進路が南から南東に切り替わる。噴火湾の向こうに、これまで歩いてきたエリアが彼方まで見渡せる。
 
2010/1/8 長万部から25.8948km 八雲まで5.6052km
北海道八雲町
山崎地区周辺
  八雲町も、それなりに大きな街だ。あまり名の通っている街ではないけれど、住宅が密集している。北海道新幹線の駅もできる予定になっているとか。
 
2010/1/2 長万部から18.2676km 八雲まで13.2324km
北海道八雲町
黒岩地区周辺
  国縫駅前を通過。かつて国縫から瀬棚線が分岐していたのだが、1987年に廃止。沿線にある観光名所の美利河湖も、すっかり荒廃してしまっている。
 
2009/12/31 長万部から9.2304km 八雲まで22.2696km
北海道長万部町
花岡地区周辺
  長万部の中心部を越えた。長万部は渡島地方と胆振・石狩地方の中継点となる交通の要衝だが、街自体はあまり大きくない。人口も、6000人少々。年々著しく減少しての6000人で、あまりこういう言い方はしたくないが、典型的な過疎の街だ。人口は、ここ30年間で約半分にまで減少している。街を歩いても、いかにも「かつて栄えていたけど現在は寂れている」という様子が手に取るように分かり、なんだか切ない気分になる。名物駅弁の「かにめし」も、現在はエキナカでは売っていない。駅弁を買うために一度駅から出ないといけないのだ。列車が、3時間に1本とか、そういうレベルだからなぁ。
 
2009/12/23 洞爺湖から42.9464km 長万部まで1.0536km
北海道長万部町
旭浜地区周辺
  ここのところ短距離漫歩ばかりなので、なかなか先に進まない。ようやく長万部町の中心部にさしかかったが、ここまでが随分と長く感じられた。
 
2009/12/22 洞爺湖から36.6356km 長万部まで7.3644km
北海道長万部町
静狩地区周辺
  長万部町に入った。ということは、函館に庁舎がある渡島支庁に入ったということでもある。いよいよ、北海道脱出のメドが立ってきた。
 
2009/12/20 洞爺湖から30.0638km 長万部まで13.9362km
北海道黒松内町
大成地区周辺
  ほんの5kmほどの区間だけ、後志支庁黒松内町を通る。後志支庁って日本海側のイメージだけど、僅かながら噴火湾にも面していたんだね。
 
2009/12/18 洞爺湖から24.0008km 長万部まで19.9992km
北海道豊浦町
礼文華地区周辺
  礼文華峠は、長いトンネルで越える。国道のトンネルと、JRのトンネル、道央道のトンネルが並行しているが、JRのトンネルだけ異様に長い。
 
2009/12/17 洞爺湖から17.0642km 長万部まで26.9358km
北海道豊浦町
大岸地区周辺
  噴火湾の最深部にさしかかった。噴火湾の沿岸部は穏やかな弧を描く海岸線が多いが、この辺りは山が海岸線近くまで迫っている。
 
2009/12/16 洞爺湖から8.4062km 長万部まで35.5938km
北海道豊浦町
高岡地区周辺
  旧虻田町と洞爺村が合併して誕生した洞爺湖町を、一気に飛び越えた。もう少しゆっくり観察したい街ではあったが……。
 
2009/12/15 伊達から1.8414km 洞爺湖まで8.0116km
北海道伊達市
館山町地区周辺
  「伊達」とは、間接的にではあるが、独眼竜の伊達氏に繋がる。この街の基礎を築いたのが、仙台藩一門・亘理伊達氏の第14代当主なのだ。
 
2009/12/13 室蘭から13.0586km 伊達まで9.9414km
北海道伊達市
北黄金町地区周辺
  白鳥大橋を渡り、国道37号に入って進路を西に取る。白鳥湾や室蘭港を眺め降ろしつつ歩いているうちに、伊達市に入った。
 
2009/12/12 室蘭から0.9950km 伊達まで20.0050km
北海道室蘭市
祝津町地区周辺
  室蘭も、ここ数十年でだいぶ寂れてしまった街の一つだ。やっぱり、交通の便が悪いということがその要因なのだろう。JRだと、東室蘭で乗り換えなければならないし、車で行くにもちょっと不便。近年、白鳥大橋(関東以北では最長の吊り橋なのだそうだ)が開通して多少は便利になったけれど、ちょっと時すでに遅しの観が否めない。当初は有料道路として建設された橋だが、交通量が見込めなくなって急遽無料化されたという経緯があり、この辺りにも如実に室蘭の衰退ぶりが現れている。実際、開通後の通行量も、当初の想定の半分にも満たない。せめて、歩行者も渡れればよかったのだが、残念ながら自動車専用橋。B漫歩ではシカトして渡ってしまうことにするが、実際には渡れないので要注意。
 
2009/12/10 登別から19.2114km 室蘭まで7.2886km
北海道室蘭市
東町地区周辺
  室蘭市の中心部は、鎌のような形をした半島の先端付近にある。だが、交通の便があまりよくないためか、現在は東室蘭駅周辺の方が賑やかだ。
 
2009/12/8 登別から6.4884km 室蘭まで20.0116km
北海道登別市
幸町地区周辺
  観光地としての登別市街は、白老町との境に近い登別駅付近だが、市役所は室蘭寄りの幌別駅付近にある。役割分担がハッキリしている街だ。
 
2009/12/7 白老から12.2528km 登別まで6.2472km
北海道白老町
竹浦地区周辺
  ずっと海岸沿いを歩いているのだが、徐々に平野部が狭くなり、山が目立つようになってきた。あの山の向こうに、有名な登別温泉があるのだろう。
 
2009/12/6 白老から3.7106km 登別まで14.7894km
北海道白老町
石山地区周辺
  歩き始めからの累計が、9000km・1500万歩を超えた。ここまで長く続く企画になろうとは、誰が予想できただろうか。正直、私もビックリしている。
 
2009/12/4 苫小牧から15.9316km 白老まで7.0684km
北海道白老町
社台地区周辺
  ようやく苫小牧市を抜けた。ここのところ、諸般の事情で漫歩の進みが遅い。年内に長万部くらいまで行きたいが、ちょっと雲行きが怪しくなってきたか。
 
2009/11/28 苫小牧から9.7360km 白老まで13.2640km
北海道苫小牧市
錦岡地区周辺
  苫小牧市街の東には不毛の荒野が広がっていたが、西側は新興住宅地が多い。上海あたりを連想させるような高層アパートが多い。
 
2009/11/24 苫小牧から3.1906km 白老まで19.8094km
北海道苫小牧市
矢代町地区周辺
  JR苫小牧駅の西側一帯に、王子製紙の苫小牧工場がある。紅白の煙突からもくもくと白煙を上げ、活気に溢れている反面、あまり地球に優しい産業ではないのかなとも思えてしまう。王子製紙は、東京の北区王子(当時は北豊島郡王子町)で創業したことからつけられた社名で、苫小牧には1910年に進出(工場操業開始)。以後、苫小牧の主要産業の担い手として、街の発展に貢献し続けている。単に大企業の工場があるというだけではなく、産業の発展とともに港湾が発達し、商業施設も次々と参入するなど、トータルで街の発展に貢献していると言える。だからなのかどうか分からないが、工場がある一帯の地名は「苫小牧市王子町」となっている。
  さらに、調べてみると面白いことが分かった。苫小牧という街は、よくよく「王子」との縁が深いようなのだ。1873年に、未開のこの地に入植し、街の基礎を築いたのは、なんと東京・八王子からの移民なのだ。八王子の民が苫小牧の基礎を作り、王子製紙が大きく発展させた。八王子も北区王子も、王子信仰に由来する地名。これだけ材料が揃うと、苫小牧は王子信仰を大事にするべきだ、とさえ思えてくる。ハンカチもハニカミも、大事にしないと(これは違うか)。
 
2009/11/22 浜厚真から21.6872km 苫小牧まで3.3128km
北海道苫小牧市
柳町地区周辺
  国道は少し内陸部を走っていて海は見えないのだが、この辺りに苫小牧港のフェリーターミナルがあるはずだ。駅から遠くて、不便だった記憶がある。
 
2009/11/20 浜厚真から14.5310km 苫小牧まで10.4690km
北海道苫小牧市
北栄町地区周辺
  王子製紙の街・苫小牧市に入った。とはいえ、JR沼ノ端駅が最寄りとなるこの辺りには、不毛の荒野が多い。市街地までは、まだもう少しある。
 
2009/11/16 浜厚真から4.8290km 苫小牧まで20.1710km
北海道厚真町
共和地区周辺
  厚真町は、日高地方の市町村の中では珍しく、内陸部に中心市街がある。確かに、鉄道があるとはいえ浜厚真はかなり寂れているからなぁ。
 
2009/11/15 日高から17.4196km 浜厚真まで5.5804km
北海道むかわ町
田浦地区周辺
  旧鵡川町は、内陸部の穂別町と合併して、むかわ町に。平仮名にするのが理解できないし、この合併に穂別町が応じたのも理解できない。
 
2009/11/14 新ひだかから33.2162km 日高まで3.7838km
北海道日高町
旭町地区周辺
  日高町の、旧門別町も、場産地として名が高い。地図で見るとよく分かるのだが、町内のあちこちに牧場があり、トラック状の馬場がある。
 
2009/11/13 新ひだかから19.5962km 日高まで17.4038km
北海道日高町
厚賀町地区周辺
  日高町は、以前は内陸の街だったのだが、門別町と合併し、旧門別町の中心部が日高町の中心部に移った。旧日高町が、ちょっと可哀想な気が。
 
2009/11/10 新ひだかから8.3036km 日高まで28.6964km
北海道新冠町
節婦町地区周辺
  にいかっぷ町。「かっぷ」を「冠」と書くあたり、いかにも北海道っぽい。当て字というよりも「イメージ字」っぽい強引さがある。
 
2009/11/9 新ひだかから0.4946km 日高まで36.5054km
北海道新ひだか町
静内木場町地区周辺
  旧静内町は、日高地方ではもっとも大きな市街地を形成している。JR日高本線がどうにか存続しているのは、この街のおかげと言っても過言ではない。
 
2009/11/6 浦河から32.1160km 新ひだかまで8.8840km
北海道新ひだか町
東静内地区周辺
  三石〜静内〜新冠といった辺りは、北海道で、いや全国でも屈指の馬産地。牧場で余生を送っている名馬も多く、観光客が見学できる牧場も多い。
 
2009/11/5 浦河から19.9654km 新ひだかまで21.0346km
北海道新ひだか町
三石東蓬莱地区周辺
  旧三石町と静内町が合併して、新ひだか町に。なんでこんなに芸のない地名にしてしまったのだろうか。静内・三石の方がずっと奥ゆかしさがあるのに。
 
2009/11/4 浦河から10.5850km 新ひだかまで30.4150km
北海道浦河町
荻伏町地区周辺
  浦河町は、中心部の狭い範囲だけカラフルに栄えていて、ちょっと郊外に外れると途端に侘びしい風景になる。浦河駅も、小さく、田舎駅そのもの。
 
2009/11/3 様似から13.8148km 浦河まで1.1852km
北海道浦河町
東町かしわ地区周辺
  かつて親戚が住んでいた、浦河町。セピア色の漁村のようなイメージだったが、意外や意外、街は実にカラフルだ。軽井沢を彷彿とさせる雰囲気だった。
 
2009/10/31 様似から3.3646km 浦河まで11.6354km
北海道様似町
西町地区周辺
  JR日高本線の終着駅・様似駅を超える。廃止になった広尾線と日高本線が繋がれば、結構面白い路線になったと思うんだけどなぁ。
 
2009/10/30 襟裳岬から29.3396km 様似まで6.1604km
北海道様似町
平宇地区周辺
  国道336号に合流し、アポイ岳のふもとを通って北西へ。黄金道路と同様に険しい海岸道路だが、確実に街が近づいてきているのが分かる。
 
2009/10/27 襟裳岬から12.5570km 様似まで22.9430km
北海道えりも町
大和地区周辺
  えりーものー春は〜 何も ない 春です〜♪
  というわけで、襟裳岬に到達! 春には何もないのかもしれないけれど、襟裳の秋は結構いろいろある。駐車場には土産物店が連なっていて、食堂では名物の「つぶラーメン」を味わえる。展望台があって、その先にも遊歩道が続いていて、本当の襟裳岬の突端(展望台は、突端ではありません)まで行けるようになっているのだが、突端のすぐ近くにも民家があり、採れた昆布を干すための砂利場がある。この時期には昆布漁は行われていないようだが、最盛期には広大な砂利の広場いっぱいに昆布が敷き詰められるのだろう。襟裳(というか、日高)の昆布は、出汁が濃厚で美味い!
  襟裳岬を回って、ここからは半島西海岸の旅路。まだまだ先は長いけれど、ようやく「道東」のイメージを脱して、「道央」のエリアに入った。道央は、道東に比べて街と街の間の距離が短いので、結構アッという間に進んでしまうように感じるかもしれない。
 
2009/10/22 広尾から34.9846km 襟裳岬まで1.5154km
北海道えりも町
えりも岬地区周辺
  えりも町えりも岬。いかにも襟裳岬のお膝元、という地名だ。百人浜のキャンプ場を超えた辺りから、道道は上り勾配になる。いよいよ、岬が近い。
 
2009/10/21 広尾から26.2690km 襟裳岬まで10.2310km
北海道えりも町
庶野地区周辺
  庶野で岬の突端へ続く道道に入る。国道は岬をショートカットして、追分峠を経て西海岸に抜ける。道道に入った途端に、交通量が激減した。
 
2009/10/18 広尾から18.4126km 襟裳岬まで18.0874km
北海道えりも町
目黒地区周辺
  この辺りの国道には、黄金街道という別称がある。国道工事が難航し、黄金を敷き詰めるほどお金が掛かったのが由来。あまり名誉なことではない。
 
2009/10/16 広尾から8.5258km 襟裳岬まで27.9742km
北海道広尾町
タンネソ地区周辺
  広尾の市街地を過ぎ、太平洋岸に出た。あとは、襟裳岬までひらたすら海岸に沿って南へ歩けばいい。人家のほとんどない、寂しいエリアだ。
 
2009/10/15 大樹から16.6012km 広尾まで7.3988km
北海道広尾町
野塚本通地区周辺
  広尾町豊似で国道336号に入る。新吉野で右折せずに直進していたら、大幅にショートカットしてここに出られる。帯広を経由したぶん、遠回りした。
 
2009/10/12 大樹から2.0662km 広尾まで21.9338km
北海道大樹町
振別地区周辺
  「たいじゅ」ではなく「たいき」と読む。競馬ファンなら知っていて当然。一時期頻繁にGT馬を輩出した大樹ファーム(競走馬生産・育成牧場)がある。
 
2009/10/9 中札内から21.2496km 大樹まで9.2504km
北海道幕別町
忠類本町地区周辺
  旧忠類村は、幕別町と合併。ピンとこない人も多いだろうが、個人的には「なぜ幕別?」という感じ。接してはいたけど、中心地は遠く離れているので。
 
2009/10/4 中札内から6.3306km 大樹まで24.1694km
北海道更別村
更別地区周辺
  とかち帯広空港を回り込むようにして、進路が南から南東へと変わる。この辺りには、合併を免れた小さな村がたくさん残っている。
 
2009/10/3 帯広から23.5992km 中札内まで4.9008km
北海道中札内村
元大正基線地区周辺
  この辺りは人家もまばらな田園風景なのに随分と高規格なバイパスが整備されているなぁと思っていたら、左手にとかち帯広空港が現れた。
 
2009/9/30 帯広から11.3910km 中札内まで17.1090km
北海道帯広市
大正町基線地区周辺
  この辺りは、かつて国鉄広尾線が国道と並行して走っていた(1987年廃止)。線路は撤去されているが、一部の駅舎が記念館として残っている。
 
2009/9/28 帯広から0.6876km 中札内まで27.8124km
北海道帯広市
大通南地区周辺
  十勝地方を代表する都市・帯広に到着。十勝支庁舎の近くで国道38号とはお別れ。ここからは国道236号で襟裳岬を目指す。38号をずっと歩いてみたい気もするが、今回はとにかく北海道の海岸線をずっと歩こうと思っているので。
  私だけかもしれないが、「十勝」と聞くと酪農とか乳製品がパッと連想できるのだが、「帯広」と聞いてもなかなかそうはならない。どちらかというと、豚丼が頭をよぎってしまう。実際のところ、どうなのだろう。国道38号を歩いた限りでは、さほど酪農が盛んな感じはなかったのだが。一方の豚丼は、駅近くに有名店がたくさんあるだけでなく、今では駅弁にもなり、メジャーな名物に昇格しつつある。実際、「ぱんちょう」あたりで食べると、「これは紛れもなく帯広ならではの味覚だ」と実感する。豚の焼き肉がご飯に載っているだけだから、「別に帯広じゃなくてもいいんじゃない?」と蔑んだ先入観を持ってしまうのだが、食べてみると間違いなく帯広なのだ。ちなみに、「ぱんちょう」の豚丼には松・竹・梅の3種類がある。「松」を注文するとどえらいことになるので、注文するのであればカメラ必携で。私は、「梅」しか食べたことがありません……。
 
2009/9/25 豊頃から24.6954km 帯広まで9.8046km
北海道幕別町
相川地区周辺
  帯広まで10kmを切ったのに、まだ帯広市に入らない。帯広市って、意外に狭い。南の方には市域が広がっているが、東・北・西には極端に狭い。
 
2009/9/23 豊頃から12.7266km 帯広まで21.7734km
北海道豊頃町
統内地区周辺
  だいぶ帯広に近づいてきているはずだが、なかなか周囲の荒れ地風景が変わってこない。本当にこっちの方角でいいのかと、少し不安になる。
 
2009/9/21 豊頃から2.3730km 帯広まで32.1270km
北海道豊頃町
育素多地区周辺
  豊頃大橋で十勝川を渡る。河口が近いこともあって、なかなか川幅の広い大河だ。すぐ隣に架かっている茂岩橋は、旧国道だろうか。
 
2009/9/18 浦幌から12.1290km 豊頃まで4.3710km
北海道豊頃町
幌岡地区周辺
  結局、たいして悩むまでもなく、予定どおり帯広を経由することに。これで、襟裳岬到達がだいぶ遠のいた……。その分、帯広で豚丼でも食べようか。
 
2009/9/15 浦幌から2.9844km 豊頃まで13.5156km
北海道浦幌町
万年地区周辺
  国道38号はこの先、新吉野駅付近で右に90度折れる。右に行けば帯広、直進すれば襟裳岬へ近道。性格的に、意地でも帯広を経由するんだろうなぁ。
 
2009/9/14 白糠から43.3014km 浦幌まで4.6986km
北海道浦幌町
帯富地区周辺
  集落のない野山の一本道を歩く。JRの線路から少し離れると、途端に羆が出そうな雰囲気になる。こんなところで遭遇したら、まず逃げ切れない。
 
2009/9/11 白糠から36.6630km 浦幌まで11.3370km
北海道浦幌町
上厚内地区周辺
  この辺りのJR各駅は、非常に乗降客数が少ない。駅を設置する必要がないのでは? と思える駅前風景。1日1人か2人くらいしか乗降しないのでは?
 
2009/9/10 白糠から27.4728km 浦幌まで20.5272km
北海道浦幌町
直別地区周辺
  釧路支庁を抜け、十勝支庁の管内に入った。この管区は、スピード違反の取り締まりが日本一厳しいところ。私も一度捕まったことがある。
 
2009/9/9 糠から17.2944km 浦幌まで30.7056km
北海道釧路市
音別町朝日地区周辺
  旧音別町は、釧路市と合併。しかし、音別町と釧路市の間にある白糠町が合併に加わらなかったため、旧音別町はまるごと飛び地になってしまった。
 
2009/9/6 釧路から32.3110km 白糠まで1.6890km
北海道白糠町
刺牛地区周辺
  JR白糠駅には、有名(?)なたこ焼き・たい焼き屋さんが入店している。この駅から列車に乗り込む旅客の多くが、たこ焼きやたい焼きを携えている。
 
2009/9/3 釧路から14.5360km 白糠まで19.4640km
北海道釧路市
大楽毛地区周辺
  「大楽毛」と書いて「おたのしけ」と読む。大楽毛駅舎内には、かつて駅そば「霧亭」があったのだが、現在は定食屋に変わってしまっている。
 
2009/9/2 釧路から4.6798km 白糠まで29.3202km
北海道釧路市
鳥取大通地区周辺
  霧の都・釧路。そう表現したくなるくらいに、いつ行っても霧の帳に包まれている街だ。だから、いつ行っても少しもの悲しい気分になる。駅舎もだいぶ古びているし、駅前の大通りも道路の広さに見合うだけの通行量がないため、なおのことうら寂しい。フィッシャーマンズワーフを越えて弊舞橋辺りまで行くとだいぶ観光開発されているのだが、やはり霧に包まれているとどこかパッとしないというか、薄暗く影が差したような雰囲気がある。でも、個人的にはそれが釧路の良さだと感じる。あくまでも余所者の意見ではあるが、霧に包まれていて寂しい雰囲気があってこその、釧路。貨物船の霧笛があちこちから聞こえてきそうな雰囲気。次回訪れるときにも、きっとそんな釧路を期待して臨むことになるだろう。
 
2009/8/28 釧路町から8.0594km 釧路まで3.4406km
北海道釧路町
光和地区周辺
  釧路町は、釧路市街のすぐ近くまで領土を広げている。釧路駅から北東へ30分も歩けば、釧路町に入る。なおのこと合併した方がいいように思う。
 
2009/8/26 厚岸から32.0978km 釧路町まで2.4022km
北海道釧路町
別保地区周辺
  釧路市の隣に釧路町。なんでこういう分かりにくい地名構成になるのだろうか。理想は合併、せめて「東釧路町」にしてくれると分かりやすいのだが。
 
2009/8/25 厚岸から22.4774km 釧路町まで12.0226km
北海道厚岸町
苫多村地区周辺
  この辺りには、「○○村」という地名(大字名)が多い。かつて集落ごとに形成していた自治体(村)を、一気に編入合併したのだろう。
 
2009/8/23 厚岸から11.1506km 釧路町まで23.3494km
北海道厚岸町
尾幌地区周辺
  厚岸の市街を越えると、またしても人家のほとんどない大平原に。「尾幌原野」なんていう地名があるくらいだから、手つかずの荒野が多いのだろう。
 
2009/8/19 厚岸から2.4494km 釧路町まで32.0506km
北海道厚岸町
白浜地区周辺
  厚岸湖の周りをぐるりと回って、市街地へ。この街は、牡蠣の養殖が盛んだ。道の駅「厚岸グルメパーク」は、オイスターバーが名物になっている。
 
2009/8/16 根室厚床から38.5628km 厚岸まで4.9372km
北海道厚岸町
サンヌシ地区周辺
  小さな川をいくつか越えたが、どの川もアマゾン川みたいにクネクネと曲がりくねっている。石狩川を筆頭に、道内にはこのような暴れ川が多い。
 
2009/8/14 根室厚床から26.8652km 厚岸まで16.6348km
北海道厚岸町
糸魚沢地区周辺
  相変わらず人家が少なく、寂しいエリアだ。この辺りの各駅は、いったいどのくらい乗降客数があるのだろう? そもそも、駅を置く必要があるのかな。
 
2009/8/12 根室厚床から17.7380km 厚岸まで25.7620km
北海道浜中町
浜中基線地区周辺
  JR浜中駅付近までやって来たが、市街地は開けていない。浜中町の中心部は霧多布地区にあり、JRの線路からはだいぶ離れている。不便な街だな。
 
2009/8/12 根室厚床から7.0574km 厚岸まで36.4426km
北海道浜中町
姉別南地区周辺
  ようやく、根室市から脱出。霧多布湿原が有名な浜中町に入った。ただし、霧多布湿原は国道からだいぶ外れた場所にあるので、通らない予定。
 
2009/8/10 納沙布岬から53.4464km 根室厚床まで2.0536km
北海道根室市
湖南地区周辺
  風連湖畔を離れ、湿地帯なのか荒れ地なのか分からないような場所をひたすら歩く。ほとんど人家が見当たらないエリアだから、一人歩きは寂しい。
 
2009/8/9 納沙布岬から39.4310km 根室厚床まで16.0690km
北海道根室市
酪陽地区周辺
  風蓮湖の畔に、道の駅「スワン44ねむろ」がある。湖の畔まで遊歩道が続いていて、バードウォッチングなどが楽しめる施設だ。
 
2009/8/7 納沙布岬から32.7530km 根室厚床まで22.7470km
北海道根室市
温根沼地区周辺
  東に細く突き出した、根室半島。その根元の部分が、海に繋がった温根沼に抉られている。実際の根室半島は、広域地図で見るよりもさらに細い。
 
2009/8/4 納沙布岬から23.4662km 根室厚床まで32.0338km
北海道根室市
西浜町地区周辺
  北海道の最東端にして日本本土の最東端、納沙布岬を踏破! 最後はアッという間だったが、宗谷岬からで考えれば、3カ月あまりを費やしての踏破である。それなりに長い旅路だった。宗谷岬からまっすぐ南下していれば、そろそろ北海道を出ようかというところなのだが、わざわざ遠回りするなんて、私もどうかしているね。
  納沙布岬は、霧の名所でもある。特に夏場は酷く、崖下の海面すら見えないことが多い。僅かに垣間見えるのは、ビールのように泡だった波頭だけ。荒々しいというより、地獄のようにおどろおどろしい雰囲気だ。そして、寒い。到底夏とは思えない寒さで、飲食店や土産物店ではストーブを焚いていることも多い。
  周辺は意外と観光開発されておらず、土産物店の類もあまり多くない。ただ、1軒だけ、朝早くから営業している店があった。ストーブに当たりつつ、陳列されている土産物を眺めていたら、気のいい店主が花咲蟹の味噌汁をごちそうしてくれた。おまけに、根昆布の煮付けまで振る舞ってくれた。こういうのって、すごく嬉しい。間違いなく、「また来たい」って思える。今度来るときには、霧の晴れる季節を選んで、北方領土を間近に眺めたいものだ(以上、2000年に経験した実話です)。
 


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